鷲見学厚生労働省健康・生活衛生局感染症対策部長

2025年3月13日・第217回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 158 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 262 発言)

これまでも議員に導入につきまして御指摘いただいておりました入国前結核スクリーニングにつきましては、今年度中の制度開始に向けまして検討を進めてまいったところでございます。

今般、フィリピン、ネパール、ベトナムの三か国につきまして、準備が整ったことを踏まえ、順次制度を開始することが昨年十二月の厚生科学審議会結核部会におきまして了承され、厚労省のホームページにおきまして対象国等を公表したところでございます。

フィリピン及びネパールにつきましては、本年三月二十四日から健診受付を開始し、六月二十三日から在留資格認定証明書交付申請時又は査証申請時に結核非発病証明書の提出義務付けを開始する予定でございます。また、ベトナムにつきましては、この三か国の中で対象者が最も多いため、問合せ、手続に時間を要することも考慮いたしまして、円滑な手続を確保するために健診受付の開始をほかの二か国よりも後の五月二十六日とし、九月一日から在留資格認定証明書交付申請時又は査証申請時に結核非発病証明書の提出義務付けを開始する予定でございます。

こうした制度の内容及びスケジュールに加えまして、指定の健診医療機関の一覧やQアンドAをまとめた特設サイトも公開したところでございます。引き続き、円滑な制度実施に向けて周知を進めてまいります。

また、先生が今御指摘のIGRAという重要な検査でございますけれども、御意見はそのとおりでございまして、先生の資料の中にもございますが、島尾先生からもそのような指摘を以前から受けていると。

こうしたような意見も踏まえまして、今般の入国前結核スクリーニング制度では、五歳未満の小児の検査におきましてIGRAを一部導入しているところでございます。具体的なIGRAを行う場面につきましては、日本入国前結核健診の手引きにおきまして、健診医による問診、身体検査で有意な活動性結核の所見がないと判断された場合にIGRAを実施することとしております。

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