小泉進次郎 (自由民主党)農林水産大臣

2025年5月26日・第217回国会 参議院 決算委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 129 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 350 発言)

私はここは、消費者の方の思いと、そして生産者の方の思いを一致をさせる、冷静で、かつ重要な議論の始まりとしたいと思っております。

今回、二千円の備蓄米、これを放出する思いというのは、もしもこの高止まりを続けてしまったら、米離れを更に加速化させてしまうという懸念からです。実際、昨日は埼玉県で全国植樹祭が行われまして、米農家さん、そして埼玉県の農協の中央会、地元の秩父の組合長さん、こういった方々とも意見交換をさせていただきました。その米農家さんのお一人は、手を打たなかったら、今スポットで五万という米が出てきているけれども、恐らく来月、再来月には、六万若しくは七万、こういったことだってあり得るのではないかと思うと。

だから、今回備蓄米を二千円でと、しかも、これは今流しているお米とは違って、令和四年産と三年産ですから、分かっていただいている方には、今までのお米とは違うお米を二千円で出すというのは分かっていただいております。これは丁寧に、一般国民の皆さんにも、またメディアの方にも御説明をしなければいけないと思いますが、まずは、この四千二百円という平均で高止まりをしてしまっているものを一回冷静に抑えていくには、二千円の備蓄米を入れて、結果、全体の価格が適正価格になっていく。

そしてその中で、今始まりつつある、果たして米農家さんにとって継続的に米農家さんとして営んでいけるという適正価格、そして様々な、今デフレからインフレ型への経済になっていて、賃金やそして様々な資材が上がっていますから、今までの価格というよりも、転嫁されたものも見て今後適正価格が幾らかという議論が、私は、これだけお米に関心が集まっている中でしっかり適正な価格に抑え込むことができれば、その消費者と生産者の一致する思いの中の正しい値付けというものが議論できるスタートにできるのではないか、そんな思いで進めてまいりたいと思います。

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