是非お願いします。
続きまして、技術基準や設計要領の不備や確認不足による指摘への根本是正について伺います。
まず、令和五年度の決算検査報告での指摘を確認します。
地方防衛局等が発注する給水管、つまり水道管、又は汚水排水管、つまり下水管、これを両配管といいます。両配管の埋設工事では、下水管からの漏水によって上水の汚染を防ぐために、上水の設計要領において、この両配管が平行又は交差して埋設される場合の位置関係等に関する条件を定めています。この条件を満たさない場合には、上水管、水道管ですね、を保護することとされています。
しかし、下水の設計要領に位置関係などについての条件に係る規定がなくて、上水設計要領には、今度は逆に具体的な保護方法が明記されていないと。こうしたことによって、六地方防衛局の十五契約三十四か所、工事費千四百十九万円において、位置関係等の条件を満たしていない、その水道管の保護が行われておらず、上水が汚染されるおそれがある状態になっていた、こんな指摘です。
ここで、根本的な問題は設計要領の不備です。副次的な問題は、上水と下水の配管が位置関係の条件を満たしていないことは、少なくとも上水の設計要領と設計図面を照らし合わしてみれば分かるはずなのに、設計図面の確認を行う担当官は何らの対応も取らず、スルーしてしまったことです。
技術基準の理解不足、現場への徹底不足という点では、平成二十七年度の決算検査報告、海上自衛隊が管理する火薬庫の不適切な管理でも同じような指摘を受けております。
すなわち、火薬庫に係る技術基準は、火薬庫出入口部の外側に更に防爆壁を設けて爆風が直接外部に漏れないように求めています。しかるに、ある航空基地の火薬庫においては、火薬庫の出入口外側の防爆壁の位置が離れているために爆風が直接外部に漏れる状況となっていまして技術基準に適合していなかった、こんな指摘です。
技術基準の担当官、現場への不徹底は、隊員や国民の命に関わります。令和五年度のこの配管も、平成二十七年度の火薬庫もこの意味で同類です。
ここで私が特に問題視しているのは、技術基準や設計基準そのものの不備です。防衛省の持つ技術基準、設計要領には、今回のように施設に関するもの、また、防衛装備品、すなわち戦車などの特殊車両、航空機、艦船、ミサイル、宇宙機など数多くのものがあります。
私は、今回の上水、下水の配管に関する設計要領の不備への指摘を端緒として、防衛省が持つあらゆる技術基準や設計要領について不備がないかを確認すべきだと考えます。もちろん、多種多様な基準がありますので、要領がありますので、網羅的に全てをやるというのは現実的ではありません。
ここで、施設の場合には、図面の確認を行う担当部門や設計コンサルタントや施工業者からの問合せ、また、防衛装備品の場合には、設計、製造の事業者からの問合せが不備に気付く端緒、発端になるということはあり得るんじゃないかなというふうに思います。
ここで、設計要領や技術基準におやっと思うような箇所がある場合には、設計を確認する担当部門や作業部門、また設計、施工を行う発注先、委託先から省内の技術基準担当部門や設計部門などに問い合わせることを徹底すべきと考えますが、いかがでしょうか。
76
片山さつき(自民)
岩屋外務大臣、JICA田中理事長及び御関係の皆様は御退室をいただいて結構です。
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77
新妻秀規(公明)
次に、防衛大臣に、契約数量が使用実績について変動する場合の払い過ぎに係る指摘について伺います。
令和五年度の決算検査報告では、海上自衛隊の潜水艦に搭載した鉛主蓄電池の充電に係る契約金額が過大との指摘がありました。海上自衛隊の横須賀と呉の両地方総監部は、潜水艦搭載の鉛主蓄電池の充電を事業者に行わせている、両総監部は予定どおりの、予定電力量のとおり充電が実施されたものとして契約金額どおりに払っていましたが、契約のうち十五件では実績電力量が予定電力量を下回っておりまして、実績電力量に基づく契約変更を行っていれば八千百三十二万円を節約できた。要は、本来払わなく…
この発言のページ
78
中谷元(自民)防衛大臣
これらの指摘につきましては、誠に遺憾に存じております。
防衛省では、調達要求段階及び精算段階において使用実績を確実に反映させるように、確認体制の整備、また周知徹底を図るとともに、省内会計監査においてもこれらの点について重点的に監査を行いまして、再発防止に努めてきたところであります。
引き続き、使用実績に基づき適切な支払がされるように周知徹底するとともに、省内の会計監査等において不適切な事例が確認された場合には、確認体制の整備や支払要領の変更を含めて必要な是正を図るなど、厳正な会計経理に努めて再発防止の徹底を図ってまいります。
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- (上の発言)
79
新妻秀規(公明)
是非お願いします。
続きまして、技術基準や設計要領の不備や確認不足による指摘への根本是正について伺います。
まず、令和五年度の決算検査報告での指摘を確認します。
地方防衛局等が発注する給水管、つまり水道管、又は汚水排水管、つまり下水管、これを両配管といいます。両配管の埋設工事では、下水管からの漏水によって上水の汚染を防ぐために、上水の設計要領において、この両配管が平行又は交差して埋設される場合の位置関係等に関する条件を定めています。この条件を満たさない場合には、上水管、水道管ですね、を保護することとされています。
しかし、下水の設計要領に位置関係などについての条件に係る規定がなくて、上水設計要領には、今度は逆に具体的な保護方法が明記されていないと。こうしたことによって、六地方防衛局の十五契約三十四か所、工事費千四百十九万円において、位置関係等の条件を満たしていない、その水道管の保護が行われておらず、上水が汚染されるおそれがある状態になっていた、こんな指摘です。
ここで、根本的な問題は設計要領の不備です。副次的な問題は、上水と下水の配管が位置関係の条件を満たしていないことは、少なくとも上水の設計要領と設計図面を照らし合わしてみれば分かるはずなのに、設計図面の確認を行う担当官は何らの対応も取らず、スルーしてしまったことです。
技術基準の理解不足、現場への徹底不足という点では、平成二十七年度の決算検査報告、海上自衛隊が管理する火薬庫の不適切な管理でも同じような指摘を受けております。
すなわち、火薬庫に係る技術基準は、火薬庫出入口部の外側に更に防爆壁を設けて爆風が直接外部に漏れないように求めています。しかるに、ある航空基地の火薬庫においては、火薬庫の出入口外側の防爆壁の位置が離れているために爆風が直接外部に漏れる状況となっていまして技術基準に適合していなかった、こんな指摘です。
技術基準の担当官、現場への不徹底は、隊員や国民の命に関わります。令和五年度のこの配管も、平成二十七年度の火薬庫もこの意味で同類です。
ここで私が特に問題視しているのは、技術基準や設計基準そのものの不備です。防衛省の持つ技術基準、設計要領には、今回のように施設に関するもの、また、防衛装備品、すなわち戦車などの特殊車両、航空機、艦船、ミサイル、宇宙機など数多くのものがあります。
私は、今回の上水、下水の配管に関する設計要領の不備への指摘を端緒として、防衛省が持つあらゆる技術基準や設計要領について不備がないかを確認すべきだと考えます。もちろん、多種多様な基準がありますので、要領がありますので、網羅的に全てをやるというのは現実的ではありません。
ここで、施設の場合には、図面の確認を行う担当部門や設計コンサルタントや施工業者からの問合せ、また、防衛装備品の場合には、設計、製造の事業者からの問合せが不備に気付く端緒、発端になるということはあり得るんじゃないかなというふうに思います。
ここで、設計要領や技術基準におやっと思うような箇所がある場合には、設計を確認する担当部門や作業部門、また設計、施工を行う発注先、委託先から省内の技術基準担当部門や設計部門などに問い合わせることを徹底すべきと考えますが、いかがでしょうか。
80茂茂籠勇人防衛省大臣官房施設監
お答えいたします。
令和五年度の決算検査報告において、会計検査院から防衛省の定める技術基準の規定を満たしていない給水管及び汚水排水管の設計、施工が行われている事態は適切ではない旨の指摘を受けたところでございます。
この指摘を受けまして、不明瞭であった関連基準を改正するとともに、防衛省が定める各基準等に基づき適切に実施するように、関係職員や受注者等に周知をしたところでございます。
これまでも技術基準や設計要領につきましては、関係法令などの改定のほか、関係職員からの問合せや、あと関係団体、防衛関連企業との意見交換などを踏まえ、適宜改正を行ってきていると…
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81
新妻秀規(公明)
往々にしてよくあることなんですけれども、おやっというふうに思ったとしても、その場の判断で対応してしまって、本来であれば改善すべきこの設計要領の不備とか技術基準の不備がスルーされてしまうということは本当によくあることなんですね。なので、こうした指摘とか問合せ、特に重なる部分についてはきちんと確認ができるようにちゃんと記録を付けること、ここから始めるべきだというふうに思います。
そうした指摘が重なっているところについてはやはり何かが必ずありますから、そうした目で、この膨大な数の設計要領、技術基準をしっかり確認をして、二度とこういうような、これは隊員の健康に…
この発言のページ
82
中谷元(自民)防衛大臣
防衛省の定める技術基準等に不備があった旨の御指摘を受けたことについては、大変重く受け止めております。
御指摘のとおり、各基準の不備は、隊員はもとより、国民の生命、財産に影響を及ぼす可能性があるため、問合せがあった内容を蓄積をし、各基準等の不備や不明瞭な点を分析をした上で必要な改正を行うなど、会計検査院の指摘を繰り返し受けることがないように再発防止に万全を期してまいりたいと思います。
委員の御指摘のように、おやっと思ったときに記録を付ける、そしてデータベース化をいたしまして、その基準等の不備等の不明確な点をしっかり分析をしていくということは非常に大事だ…
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