野村知司厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長

2025年5月12日・第217回国会 参議院 決算委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 162 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 312 発言)

お答え申し上げます。

御指摘の就労継続支援事業でございますけれども、こちらの方は、障害福祉報酬で賄われる福祉サービスとしての部分と、それと、障害のある方々が各種作業で物を作ったり、あるいは役務を受注して行ったりということによる生産活動の収支というところを明確に区分けをして事業を行っていただくと、支援を行っていただくという形になってございます。

そうしたわけで、この福祉の報酬の方でございますけれども、こちらの方は、経営実態調査というものを通じまして福祉事業所として収支が取れているかどうかということを見ながら、おおむね三年に一回、報酬の改定を行わせていただいているところでありまして、その中では、支援を行う福祉関係の支援員の給料の動向とかあるいはもろもろの物件費、そういったものも反映した経営実態調査に基づいて報酬改定率などの設定をさせていただいているところでございます。

その一方で、障害のある方々の賃金ないしは工賃でございますけれども、こちらも、A型の方の場合については賃金、B型の場合には工賃という言い方をしておりますけれども、いずれもこれを向上を図っていくことが大事だということで、工賃向上計画支援事業を行って、様々な生産活動のための販路の開拓とか新技術の開拓、こういったものをやっていただくことへの支援などを行っているところでございます。

御指摘いただいたその平均賃金、工賃などですけれども、傾向としては着実に増加をしておりまして、令和五年度でA型の平均賃金は八・七万円、約八・七万円、B型の方の平均工賃は月額で約二・三万円という状態になっております。

いずれにいたしましても、就労継続支援事業所で働かれる障害のある方々の賃金、工賃の向上、これに向けて各種取組を進めてまいりたいと考えております。

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