GX推進により我が国の競争力の強化を図り、それにより将来の雇用、それから所得の維持拡大を実現していく上で、委員御指摘のとおりでございまして、サプライチェーンに連なる中小企業の取組は大変重要だと考えてございます。また、GXに取り組むことは、これ中小企業にとっても省エネによるコスト削減や受注の拡大につながる可能性があるといったメリットがあると、こう認識をしてございます。
他方ですが、中小企業がGXに取り組む上では、投資コストの負担の問題、それから具体的に何をやったらよいのか分からないといった課題があるものと認識してございまして、このため昨年度の補正で、省エネの専門家が工場などの現地で状況確認、分析をしまして今後の改善点とか取組の提案を行う省エネ診断の拡充強化を行うとともに、省エネ設備への更新につきましては、これGX経済移行債を活用した三年で七千億円規模の省エネ補助金による支援、それからGXに資するような革新的な製品、サービスの開発につきましては、ものづくり補助金による設備導入支援など各種の措置を講じてきてございます。
また、中小企業の、中小機構の専門家によるハンズオン支援などに加えまして、より地域に根差したきめの細かいサポートを行うために、各地域の商工会議所、支援機関、それから金融機関などによるプッシュ型のサポート体制の構築などにも取り組んでございます。
こうした取組を引き続き充実強化していく中で、中小企業に寄り添いながらGXの取組を後押しをしてまいりたいと、こう思ってございます。
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北村経夫(自民)
今の説明では、エネルギー多消費分野を中心に、業種特性を考慮した業種別のベンチマークというものを設定して企業ごとの割当て量を決定すると、それによって投資の抑制が起こらないようにするという、そういう説明でございました。いろいろ制度的裏付けを含め様々な措置がされているという御説明であったわけであります。
しかし、実際のこのイメージというのがいま一つ持てないところがあります。今回の排出量取引制度の対象となる企業についてどんな企業があるのか、そして、事業者の主な対象と同時に、その数はどのくらいあるのか、その辺を教えていただければと思います。
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17龍龍崎孝嗣内閣官房GX実行推進室次長
今回の排出量取引制度でございますけれども、諸外国の制度におけます対象事業者の範囲も踏まえまして、二酸化炭素の直接排出量十万トン以上の事業者を業種にかかわらず対象とする方針でございます。具体的に申し上げれば、制度の対象となる事業者は三百から四百社程度、これを見込んでございまして、その業種としては、排出量の大きい電力会社や鉄鋼、化学、製紙などを想定してございます。
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北村経夫(自民)
大企業が中心になってくるんだろうというふうに思いますけれども、しかし、GXを進める上で、中小企業の役割、これも大きいかと思います。
中小企業単体での排出量というのに加えまして、中小企業は大企業のサプライチェーンでも大きな役割を果たしているわけであります。しかし、中小企業の中には、投資力がある余裕のある企業と、そうではない企業、それがあるんだろうというふうに思っております。
こうしたことを踏まえまして、政府として、中小企業のGX、これをどのように支援していくのか、その点について伺います。
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- (上の発言)
19龍龍崎孝嗣内閣官房GX実行推進室次長
GX推進により我が国の競争力の強化を図り、それにより将来の雇用、それから所得の維持拡大を実現していく上で、委員御指摘のとおりでございまして、サプライチェーンに連なる中小企業の取組は大変重要だと考えてございます。また、GXに取り組むことは、これ中小企業にとっても省エネによるコスト削減や受注の拡大につながる可能性があるといったメリットがあると、こう認識をしてございます。
他方ですが、中小企業がGXに取り組む上では、投資コストの負担の問題、それから具体的に何をやったらよいのか分からないといった課題があるものと認識してございまして、このため昨年度の補正で、省エネの専門家が工場などの現地で状況確認、分析をしまして今後の改善点とか取組の提案を行う省エネ診断の拡充強化を行うとともに、省エネ設備への更新につきましては、これGX経済移行債を活用した三年で七千億円規模の省エネ補助金による支援、それからGXに資するような革新的な製品、サービスの開発につきましては、ものづくり補助金による設備導入支援など各種の措置を講じてきてございます。
また、中小企業の、中小機構の専門家によるハンズオン支援などに加えまして、より地域に根差したきめの細かいサポートを行うために、各地域の商工会議所、支援機関、それから金融機関などによるプッシュ型のサポート体制の構築などにも取り組んでございます。
こうした取組を引き続き充実強化していく中で、中小企業に寄り添いながらGXの取組を後押しをしてまいりたいと、こう思ってございます。
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北村経夫(自民)
ありがとうございました。
中小企業の多くはその規模から排出枠取引の対象とならないと思うわけでありますけれども、サプライチェーンの中で大企業から負担の押し付け、これが行われる可能性もあるのかなというふうに思っておりまして、それはあってはならないと思います。
その意味で、そういうことで中小企業に対する負担の押し付けが起きないようにいかに策を講じていこうとしておられるのか、伺います。
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21龍龍崎孝嗣内閣官房GX実行推進室次長
排出量取引制度の導入に当たりましては、中小企業に炭素価格に関する負担が不当に押し付けられるようなことがないように十分に留意をしていく必要があると思ってございます。
現時点でどのような不当な押し付けが実際あり得るのか、具体的、網羅的に想定することは困難ではございますけれども、例えばですけれども、大企業が適切な対価を払わずに排出源となる設備を、これ取引先の中小企業に移転する、こうしたケースも想定はし得るかなと思います。
具体的な対応につきましては、これ個別の事案ごとに判断をしてまいりますけれども、まずはこうした行為が存在していないか、政府におきまして厳格…
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北村経夫(自民)
GXというのは企業の取組、これが重要なんですけれども、それだけでは理解されないと思います。やはり、社会全体で取り組んでいく、これが重要だというふうに思っております。
また、ほとんどの国民の皆さん、GXって何と、企業の方もそうなんですけれども、国民の皆さんはもっともっと理解が進んでいないだろうというふうに思っています。その意味で、GX政策の意義、しっかりと国民に説明をお願いしたいと思いますけれども、龍崎次長、その点についてはいかがでありましょう。
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