2025年4月24日・第217回国会 参議院 経済産業委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 287 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 300 発言)

それでは、最後に大臣に伺わせてもらいたいと思います。

先日、参考人でもお越しくださいましたラピダスの小池社長、以前のインタビューの中でこういうふうにお話をされていました。

皆さんが電車に乗ったときに前に座っている人をよく見てくださいと、やることはみんな決まっていて、必ずスマートフォンを出して一生懸命見ている、半導体は確かに人々をとてつもなく便利にしました、皆さんもそうだと思いますけど、情報がもうがんがん入ってくると、あるいは会社のメールもすぐ見られますし、世界情勢も分かるでしょうと、これ小池さんがおっしゃっているんですけれども、だけれども、本当に人々を幸せにしたかというと大きな疑問です、我々が目指すような半導体を最終製品のユーザーと一緒になって作っていくということ、単に人々を便利にするということだけではなくて、もっと深いところまで考えて製品を生み出していきたいと考えていますというふうに以前、小池さんはインタビューの記事の中で答えられていて、なるほどと思いながら読ませてもらいました。

確かに、この半導体がもたらしたデジタル社会というのは、昭和世代の私たちから見ても信じられないぐらい便利になりましたけれども、じゃ、一方で、ディープフェイクなどの悪質な成り済まし、詐欺であったり、オンラインゲームを通じて犯罪に巻き込まれてしまうということもある、身近なIoTデバイスがサイバー攻撃の入口に、侵入口となってしまうという、こういう新たな犯罪も生んでしまっているという現実、この負の側面もあると思うんです。誰もがやはりこのデジタル社会の恩恵をしっかりと享受する世の中にしていくには、やはり倫理的な課題、それから潜在的なリスクといったことにもやっぱり真摯に向き合わなくてはならないと考えています。

日本のこの先端半導体政策がデジタル社会において本当の意味で人々の幸せにつながるのかどうか、そうなるために政治が果たす役割というのはすごく大きいと思うんですが、最後にその点について大臣に伺わせてもらいます。

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