礒崎哲史 (国民民主党)

2025年4月22日・第217回国会 参議院 経済産業委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 30 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 72 発言)

ありがとうございます。

もう皆さん御案内のとおり、この製造の部分に関して、ファウンドリーに関してはTSMCが世界でももうトップを今走っているということ。ただ、それに対して、ファブレス、この設計の分野においてエヌビディアが非常に力を更に強めていて、エヌビディアの設計でTSMCが製造するというのがもう今ほぼ機軸になってきていると思うんですね。そうすると、それに対抗できる設計あるいは製造というものを本当につくれるのかどうかというのは、世界がきっとこれ、チャレンジしていくということになるんだというふうに思います。間違いなく、この二社が今機軸として業界動いていると思いますので、ここに向けてチャレンジしていくという今意思をすごく感じた答弁だというふうには思いました。

ただ、非常にそういう意味ではハードルが高いところではありますけれども、是非頑張っていただきたいというふうにも思いますし、何よりも、そういう意味では、しっかりと人材育成していくということ、これも大変重要だと思いますし、また、過去失敗した、それが自前主義にまた入り込んでしまいますと、自分たちの中でということになってしまいますので、そこのところは過去の失敗を生かしながらしっかりと進めていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。ちょっとまずその点、一点確認をさせていただきました。

それと、あともう一つ、これ産業の持続的発展についてという観点での質問になるんですが、先日の参考人質疑において、ラピダスの小池社長、参考人で来られていましたので、小池社長ともやり取りをさせていただきました。これはもう衆参で小池参考人出席されましたので、衆参でも同じような話が出ていたんですけれども、やはりこの半導体製造していく上では初期投資が本当に多額に掛かるというお話でした。改めて確認しましたけれども、露光装置ですね、これEUVの機械が大体三百億から五百億、一台当たり三百億から五百億で、これを何台も一つの工場で入れないといけないというお話でしたし、それ以外の装置においても、昔数億円だったものが大体今、一台当たり五十億とか、場合によっては百億ぐらい、で、それをまた何台も入れていかなきゃいけないということで、一つの工場、まず半導体を作る工場を造るのにとてつもない金額が掛かるというお話でした。

そこで、私、思ったのは、じゃ、それだけの多額の資金をそもそも、一企業あるいは民間だけでそもそも準備できる産業なのかどうかというのがちょっと頭に疑問として浮かびました。ましてや、今の二ナノの段階でそれだとすると、今後、一・四ナノとか一・二ナノですとか更に微細化していく、多重高層化していくなんという話になってくると、これ装置だけで一体、装置だけで一台当たりもう八百億とか、場合によっては一千億なんて話が将来的に出てくるんじゃないかと。そうすると、これ産業としてそのお金を自分たちで準備するということが果たして可能なのかどうかというのが頭に浮かびました。

そうすると、この産業は、新たな設備投資をする、企業として成長していく、その都度政府からお金をやはり借りる、あるいは融資を受けるということをしないと、この産業そのものというのは前進していかないのではないかなというふうにも感じました、考えました。

そこで、改めてちょっと政府にその点についてお考えいただきたいんです、お伺いしたいんですけれども、今後のこの半導体産業の持続的発展を考えたときに、政府から何らかの支援が欠かせない構造になるのではないかという点に関して、政府の現時点での認識をお伺いしたいと思います。

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