平山先生、ありがとうございます。
これはかなり核心的な御質問だと思います。非常に、実はビジネスモデル、先ほど御説明しましたけど、分業化が進んだんです。だから、日本においても、前工程が非常に進んでいても、後工程はコストの問題、当時の後工程は自動化が進んでいなかったので、ほとんど人件費だったんです。ですから、東南アジアに全部その後工程を出してしまったんです。もちろん、その方がコストが安いですから、日本としてはその方がメリットがあったわけです。
その後、先ほど申し述べましたように、そこの後工程の技術がレベルががんがん上がってきたんですね。ですから、技術が必要になってきましたし、自動化も進んできたんです。ですから、これによって、我々ずっと考えていたのは、前工程と後工程を組み合わせるともっと新しい相乗効果があるかもしれないということを申し述べましたけれども、そういう世界が少しずつ見えてきたんですね。
ところが、例えば後工程でやりますと、優れたほかのライバル会社はそうなんですけれども、そういうところはある程度償却が終わったラインを使って後工程をやっていたんです。もちろん、その方がコストは下がって、その当時、今もちょっとある程度そうなんですが、後工程は先端の装置が要らなくても済んだわけです。だから、ある程度償却が終わったラインを使って、それで後工程をやっているという形にはなっていましたから、一つの工場に前工程も後工程も同時に造ろうという考えや発想はなかったんです。
だけど、我々は一からこれをスタートするわけです。ですから、この後工程に関して新しい技術が要る、新しいそのアイデアが出るということができる絶好のチャンスだったんです。ですから、これをいろいろ考えて、今までになかった後工程の装置を開発する、プロセスを開発するということをやることの絶好のチャンスが我々に来た。これを組み合わせることによって新しいイノベーションを起こせるし、全自動でやりますからコストも下がりますし、いろんなメリットが出てくるという新しいビジネスモデルを今打ち立てたという形になっています。
ですから、もちろん先は分かりません。我々のこのやっていることを見て、ライバルも同じようなことを考えてくることは十分考えられます。だけど、大事なことはいつも先を行くことです。必ず先を考えて、ライバルに負けないように、次々にイノベーションを起こして、絶えず挑戦していくということが我々は一番大事だというふうに考えております。
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平山佐知子政府参考人など
平山佐知子です。よろしくお願いいたします。
今日は、本当に充実した御意見様々いただきまして、幅広いこれまでも議論が行われましたので、たくさん私も質問したいことはあったんですが、これまでの議論にあったので、そのほか幾つかお伺いしたいなと思います。
まずは、小池参考人に伺わせていただきます。
私は、去年の夏にラピダスの建設現場、視察をさせていただきました。今まで見たことないようなピッチというか速さで進んで、建築機材というんですか、あれが物すごい勢いであって、あっ、こんなにすごく速いスピードで行っているんだなという印象を持っているんですけれども、それから…
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92小小池淳義Rapidus株式会社代表取締役社長兼CEO
平山先生、ありがとうございます。
我々の方の二ナノと言っておりましても、実はこれはいろんな種類の二ナノがございます。昨今発表されております二〇二五年に量産するであろうと言われる二ナノというのは、いわゆる初期型の二ナノでございます。ですから、私どもがこれ、今まさにパイロットを行ってこれから量産をしていくという二ナノというのは少し違います。
これは、サイズの方において、二ナノといっても実はいろんな種類の二ナノがあるんですね。我々の方の今まさにパイロットを進めておりますのは、サイズとしてもかなり小さい二ナノになっております。もちろん、二〇二五年に使われるで…
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平山佐知子政府参考人など
ありがとうございます。
続けて、ちょっと今伺ったことに対してお伺いしたいなと。微細化だけが求められているものではなくて、やっぱりその需要、マーケットを見ていかなくてはいけないのかなということを思いましたけれども、先ほど長峯先生の質問であったかなと思いますけれども、前工程、後工程、一貫して行うことに強みがあるんだ、これもう世界初なんだというお話がありました。
その中で、じゃ、なぜそれが今までできていなかった、ほかのところでできていなかったという中で、その前工程と後工程ではもう言語が違うぐらいの、エンジニアが交流できないぐらいのその違いがあったからみたい…
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- (上の発言)
94小小池淳義Rapidus株式会社代表取締役社長兼CEO
平山先生、ありがとうございます。
これはかなり核心的な御質問だと思います。非常に、実はビジネスモデル、先ほど御説明しましたけど、分業化が進んだんです。だから、日本においても、前工程が非常に進んでいても、後工程はコストの問題、当時の後工程は自動化が進んでいなかったので、ほとんど人件費だったんです。ですから、東南アジアに全部その後工程を出してしまったんです。もちろん、その方がコストが安いですから、日本としてはその方がメリットがあったわけです。
その後、先ほど申し述べましたように、そこの後工程の技術がレベルががんがん上がってきたんですね。ですから、技術が必要になってきましたし、自動化も進んできたんです。ですから、これによって、我々ずっと考えていたのは、前工程と後工程を組み合わせるともっと新しい相乗効果があるかもしれないということを申し述べましたけれども、そういう世界が少しずつ見えてきたんですね。
ところが、例えば後工程でやりますと、優れたほかのライバル会社はそうなんですけれども、そういうところはある程度償却が終わったラインを使って後工程をやっていたんです。もちろん、その方がコストは下がって、その当時、今もちょっとある程度そうなんですが、後工程は先端の装置が要らなくても済んだわけです。だから、ある程度償却が終わったラインを使って、それで後工程をやっているという形にはなっていましたから、一つの工場に前工程も後工程も同時に造ろうという考えや発想はなかったんです。
だけど、我々は一からこれをスタートするわけです。ですから、この後工程に関して新しい技術が要る、新しいそのアイデアが出るということができる絶好のチャンスだったんです。ですから、これをいろいろ考えて、今までになかった後工程の装置を開発する、プロセスを開発するということをやることの絶好のチャンスが我々に来た。これを組み合わせることによって新しいイノベーションを起こせるし、全自動でやりますからコストも下がりますし、いろんなメリットが出てくるという新しいビジネスモデルを今打ち立てたという形になっています。
ですから、もちろん先は分かりません。我々のこのやっていることを見て、ライバルも同じようなことを考えてくることは十分考えられます。だけど、大事なことはいつも先を行くことです。必ず先を考えて、ライバルに負けないように、次々にイノベーションを起こして、絶えず挑戦していくということが我々は一番大事だというふうに考えております。
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平山佐知子政府参考人など
ありがとうございます。本当に絶えずチャレンジというところを受け止めさせていただきました。
また、三人の参考人の皆様に伺いたいんですけれども、そうすると、やっぱり日本がまずチャレンジをして独自のものを築いていくということが大切なのかな、日本の強みということも先ほどお話の中で出てきました。物づくり、世界に冠たる物づくりを、元々持っているこの日本の真面目さであったり、安定的に作れる力であったりとか、そういうものというのは必ずこの国内にはあると思うんですけれども、その日本の物づくりの強みをこの半導体にどう生かしていけるのかとか、人材の話もあります。
今までず…
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96黒黒田忠広熊本県立大学理事長/東京大学特別教授
先生、大きい質問ありがとうございました。
まさに、世界が協力して生きていく時代に入った中でいかに世界と連携するかは、自分が世界に貢献できるユニークな強みを持っているかということなんだと思います。全部を自分でやることはもうできません。したがって、自分が強いものを、世界から期待されるものを持っていれば、自分に足りないところは世界と連携することによって補って、一緒に作っていくことができると。まさにそういう時代に入った中で、日本の強みというのは最先端の半導体を製造する力であると、こう理解しています。
私からは以上です。
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97小小池淳義Rapidus株式会社代表取締役社長兼CEO
ありがとうございます。
黒田先生にも通じるところがあるんですが、お答えにですね。日本人が、私が個人的に思っているだけかもしれませんけれども、非常に強いのは、ほかの国だと、これは俺がやったんだ、すごいイノベーションを起こしたのは俺だ、こう言うわけですね。これはひょっとすると文化的なものがあるのかもしれませんけれども、よく産業界で言われている暗黙知というような形であって、いろいろ自分の問題点を、あるいはチャレンジすることを共有化するんです。
これは私がやったとか、俺のものだというふうに言わなくて、そうじゃない、この問題点を解決するためにお互いに持っている…
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