挽文子検査官候補者/検査官

2025年2月4日・第217回国会 参議院 議院運営委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 61 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 115 発言)

御質問いただき、ありがとうございます。

検査官としての職責を果たす上で、問題意識についてのお尋ねですが、私は、会計検査院が重視している経済性、効率性及び有効性、つまり3Eの観点からの会計検査は、まさに管理会計・原価計算を専門とする学識経験者の知識が役立つ領域であると考えております。

検査報告に、検査報告の取りまとめに当たりましては、業務内容の見える化による無理、むら、無駄の排除、ライフサイクルコストや品質コストについての考察、多面的な視野から実効性の高い意味のある所見を掲記することにより、検査対象機関における是正や改善を促すことを通じて国民の期待に沿うことを心掛けてまいりました。

特に問題意識を持っているのは、その他の観点の一つである安全性です。安全性と経済性は二項対立となりがちですが、経済性はあくまでも安全性が担保された上で重要となるものであることを忘れてはなりません。

また、職務遂行に当たって興味を持っていたのは、会計検査院における検査や業務のやり方についてでございます。新型コロナ感染症の蔓延を契機として、会計検査院においては、実地検査の重要性を認識しつつも、効果的、効率的な在庁検査の在り方、実地検査の更なる工夫、新たな検査方法導入についての取組がなされてまいりました。それを一層後押しするよう心掛けてまいりました。

さらに、これまでの教育経験を生かして、現代の内外の環境にマッチした人材育成のための研修プログラム等の見直し、人事部門、能力開発部門、検査支援部門など官房横断的な取組を支援することも心掛けてまいりました。

こうしたことより、直接的に検査と検査報告の質の向上に寄与することはもちろん、中長期的に本院の力を上げることに多少なりとも貢献できているのではないかと考えております。

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