発見されなかったので、もう調査もしない、そういう形でしょうか。
このアメリカ製のP8対潜哨戒機は、民間機のボーイング737をベースにしているため、機体の信頼性が高く、かつ機体単価もライフサイクルコストも安いです。
一方、日本が独自開発したP1対潜哨戒機は、トラブルが多く、稼働率は三割台、コストもP8より圧倒的に高くなります。P1の単価は、二〇〇八年度の最初の調達では一機百五十七億円でしたが、二〇二五年度予算では一機四百二十四億円と著しく高騰しています。アメリカ海軍向けのP8最終ロットは約二百億円だそうです。そして、P8がボーイング737をベースとしているのに対し、P1は独自開発の機体なので、ライフサイクルコストはP8より桁違いに高いはずです。
防衛省に伺います。
P1の最新のライフサイクルコストをお示しください。比較のため、P8のライフサイクルコストもお示しください。
これまで、米国製のC17輸送機のライフサイクルコストが三百四十三億円、国産のC2輸送機は八百九十九億円と二・五倍以上と指摘してきました。この対潜哨戒機であるP1とP8の比較、これ、きちんと答えていただきたいと思います。
151青青柳肇防衛省整備計画局長
お答えいたします。
石破総理が防衛庁長官であった際の外国製のNBC装甲車の導入に関する御指摘のような説明の記録については、省内関係部局において確認作業を行いましたけれども、現時点で該当する資料は発見できておりません。
いずれにしましても、NBC偵察車の研究開発を開始したのは今から二十年前の平成十七年度のことであり、議員の御指摘のような文書が残っていないことも十分あり得るとは考えてございます。
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152
高良鉄美政府参考人など
事実は分からないということなんでしょうけれども。
昨年七月、海自のOB、文谷数重さんが「軍事研究」二〇二二年九月号で次のように書かれていることを紹介しました。
国産兵器は海外に売れるような商品ではない。何より計画段階からゆがんでいる。定評ある海外製兵器の導入を回避して国産開発に誘導する。そのために要求性能の段階で不自然な形に曲げられている。世界中で売れている傑作兵器の購入を回避するため、わざわざ不便にしている。どう努力しても売れるはずがない。実際に航空機は全滅した。C2、B1は全く売れていない。日本製を買うぐらいなら傑作機C17、P8を買う。
これ…
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153
中谷元(自民)防衛大臣
この件が議論されたのは二十四年前の平成十三年度のことでございまして、改めて石破総理がP1開発に反対した旨の記録について省内で確認作業を行いましたけれども、該当する資料は発見できませんでした。
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- (上の発言)
154
高良鉄美政府参考人など
発見されなかったので、もう調査もしない、そういう形でしょうか。
このアメリカ製のP8対潜哨戒機は、民間機のボーイング737をベースにしているため、機体の信頼性が高く、かつ機体単価もライフサイクルコストも安いです。
一方、日本が独自開発したP1対潜哨戒機は、トラブルが多く、稼働率は三割台、コストもP8より圧倒的に高くなります。P1の単価は、二〇〇八年度の最初の調達では一機百五十七億円でしたが、二〇二五年度予算では一機四百二十四億円と著しく高騰しています。アメリカ海軍向けのP8最終ロットは約二百億円だそうです。そして、P8がボーイング737をベースとしているのに対し、P1は独自開発の機体なので、ライフサイクルコストはP8より桁違いに高いはずです。
防衛省に伺います。
P1の最新のライフサイクルコストをお示しください。比較のため、P8のライフサイクルコストもお示しください。
これまで、米国製のC17輸送機のライフサイクルコストが三百四十三億円、国産のC2輸送機は八百九十九億円と二・五倍以上と指摘してきました。この対潜哨戒機であるP1とP8の比較、これ、きちんと答えていただきたいと思います。
155嶺嶺康晴防衛装備庁プロジェクト管理部長
お答え申し上げます。
P8Aのライフサイクルコストにつきましては、米国製でございまして、お答えする立場にないのですが、海上自衛隊P1哨戒機の方は、令和六年度におけるライフサイクルコストは四兆二千六十五億円となっております。
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高良鉄美政府参考人など
比較をしないと分からないんじゃないかなと思うんですけど、一体どれぐらい使っているのかというのが。しかし、P1で四兆ですか、これびっくりですよ、聞いて。
資料三の方は、これまた五月六日の「メルクマール」に、海自OBで軍事ライターの文谷数重さんが書かれた記事です。
一部読み上げます。
二ページ。P1は成功作なのだろうか。実務者複数の話をまとめると、欠陥機であり失敗作である。何よりも信頼性がない。すぐにエンジンがハライタを起こして飛行不能になる。エンジンの平均故障期間は、失礼、平均故障間隔は計画段階の半分にも及ばない。しかも、壊れるはずのない部品まで壊れ…
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滝沢求(自民)
本日の質疑はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。
午後一時十一分散会
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