福山哲郎 (立憲民主党)

2025年4月10日・第217回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 75 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 208 発言)

まあ今正直に大臣も言われましたし、官僚も言われたので、そうなんだろうなと思います。だからこそ、本当に振り回されるのは、まあちょっと世界中が振り回されているので何とも言いようがないんですけれども、まあ困ったものだなというふうに思います。

それで、もう一点、前回の委員会の質疑の中で柳ヶ瀬委員も榛葉委員も指摘されたものだと思いますけど、日本として何をパッケージとして交渉の道具に使うんだという話がありました。もう早速、財務長官が、これはあれですよね、窓口ですよね、アラスカに日本資金期待という表明がありました。それから、先ほどもちらっと、佐藤委員からかな、話がありましたけど、通商代表は農産品の市場開放ということを具体的に言い出されています。

つまり、もうある程度アメリカはこういったことを想定している可能性があって、加えて言えば、日本は交渉のどうも最前列に並んでいるらしいです。これも私は、正直申し上げます、あながち評価をされたから一番前だとは思わないんですね。交渉しやすいし、ある種の一兆ドルの表明も含めて、この程度のことをやらないと、ほかの各国、九十日間の停止の後は元に関税戻るよというのは、日本が最初に実はその矢面に立たされると。そして、各国にその状況をつぶさに恐らくアメリカは伝えて、今の日本のこんな状況じゃ駄目だとか、日本はよくやったとか言うんでしょう。これも僕は、最前列に並んでいるという報道を見て、実は余り気持ち良くなかったんです。

ですから、アラスカのLNGに対しては、日本もエネルギーは必要ですから共同開発するのは僕はよしとしますけれども、ただ、これも一体いつの話なのか、どのぐらいお金が掛かるのか、一体それでLNGどれだけ入ってくるのか、全く見えないわけですよね、あの日米首脳会談の後、その議論も国会でありましたけれども。

ですから、そこら辺も含めて、これも本当に不確実で、またこれもころっと変わるかもしれないので余り確定的なことは言っても意味がないのかもしれませんが、しかし、そうはいっても、日本のパッケージの議論を政府の中で始められたわけですよね。そのことについてどうお考えなのか、外務大臣、お答えいただけますか。

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