田中明彦独立行政法人国際協力機構理事長

2025年4月8日・第217回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 121 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 204 発言)

この信用保証において、このリスク管理を適切に行っていくことは大変重要だと思っております。

今委員御指摘のとおり、今回の改正では、現地金融機関が現地企業に対して行う複数の融資を束ねた融資ポートフォリオに対してJICAが保証、信用保証をするということを想定しております。ということでございますので、個別の企業に対する担保価値というのは現地金融機関が評価するということになる。

その際、その現地金融機関がどの程度信頼に足るものかということをJICAがしっかりと評価していくということになります。ですから、その現地金融機関のこれまでの融資の貸倒れ率、債権保全措置の状況、それから金融市場の動向などを踏まえて、信用保証の付与に伴うリスクを適切に評価した上で、当該リスクに見合った保証料を徴収していく考えでございます。

これまでもJICAは海外投融資事業を通じて幾つものバンクローンを行っておりますので、信用リスク評価のノウハウや体制は整えておるわけでございますけれども、さらに、これをベースとしてリスク管理体制を拡充していく方針でございますし、そのために、専門性を有する人材の採用、育成、それから、実績のある国際機関との協調や、国際機関等へのJICA職員の出向など、様々な手段を動員して適切なリスク管理を行っていく考えでございます。

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