本日は、参考人質疑ということで、災害時の支援に平時から携わっていらっしゃる皆様のお話を伺う機会を頂戴いたしまして、本当にありがたく存じます。
私は、これまで大学で研究者をやっていまして、特に交通の専門だったんですが、交通の専門家として、岩手県の釜石市において、東日本大震災の後、復興のお手伝いをさせていただいたというようなこともございまして、とりわけ、災害が発生した際に初動をいかに早くしていくのかということですとか、避難所の生活環境、これが、もう長年言われているにもかかわらず、なかなかよくならないというところについて、これを何とかできないかということを考え続けてきておりました。
それで、今の状況、まさに、災害でみんな困っているんだから仕方ないよね、大変なんだからみんな我慢しようよというような、ある種諦めを押しつけているような状況、これは国が押しつけているような状況であろうというふうに思っておりますので、これは何としても、政治家としても変えていかなければいけないところだろうというふうに肝に銘じておるところでございます。
また、本日、お話を伺いまして、その課題についても改めていろいろと明らかになったというところでございまして、幾つか御質問させていただきたいと思います。
まず、阪本先生にお伺いをさせていただきたいと思います。災害関連死のお話でございます。
災害関連死というのは、やはり厳しい避難所生活の中でより体調を崩されるといった中で生じてくるものですから、これは減らしていくではなくて、やはりゼロにしていかなきゃいけないというふうに私としても思っておりまして、非常に重要だと思っております。
このためには、先ほども申しております避難所の環境改善というのをしていく、抜本的な改善をしていくことは論をまたないと思っておるんですが、特にトイレですね、御指摘もありましたけれども、トイレをよくしていくということは非常に重要だし、深刻な問題だと思っております。
国土交通省としても、トイレカーを今、道の駅等に配備していくというような方針を出しておりますけれども、一方で、十分な避難所の生活環境というものを構築していくにはトイレカーも相当な量が必要だというふうに私としては思っておりまして、各自治体に国がトイレカーを配備するというようなことぐらいやったっていいのではないかというふうに私としては考えておりますのですが、そちらについて御意見がもしあれば伺えればと存じます。
47大大野健志日本障害フォーラム(JDF)能登半島地震支援センタースタッフマネージャー
ありがとうございます。
障害の「害」の字については、JDFの方でも、いろいろな意見があり、また、検討を進めているような状況でもあります。
そして、議員言われたように、かつて国連は、障害者を締め出す社会は弱くてもろいという言葉を残しています。本当に、障害のある人もない人も共に生きていく共生社会、これをつくり出していくということが私たちの役割なんだろうなというふうに思っているところです。
ありがとうございます。
この発言のページ
48
市村浩一郎(維新)
終わります。ありがとうございました。
この発言のページ
49
金子恭之(自民)
次に、鳩山紀一郎君。
この発言のページ
- (上の発言)
50
鳩山紀一郎(国民)
本日は、参考人質疑ということで、災害時の支援に平時から携わっていらっしゃる皆様のお話を伺う機会を頂戴いたしまして、本当にありがたく存じます。
私は、これまで大学で研究者をやっていまして、特に交通の専門だったんですが、交通の専門家として、岩手県の釜石市において、東日本大震災の後、復興のお手伝いをさせていただいたというようなこともございまして、とりわけ、災害が発生した際に初動をいかに早くしていくのかということですとか、避難所の生活環境、これが、もう長年言われているにもかかわらず、なかなかよくならないというところについて、これを何とかできないかということを考え続けてきておりました。
それで、今の状況、まさに、災害でみんな困っているんだから仕方ないよね、大変なんだからみんな我慢しようよというような、ある種諦めを押しつけているような状況、これは国が押しつけているような状況であろうというふうに思っておりますので、これは何としても、政治家としても変えていかなければいけないところだろうというふうに肝に銘じておるところでございます。
また、本日、お話を伺いまして、その課題についても改めていろいろと明らかになったというところでございまして、幾つか御質問させていただきたいと思います。
まず、阪本先生にお伺いをさせていただきたいと思います。災害関連死のお話でございます。
災害関連死というのは、やはり厳しい避難所生活の中でより体調を崩されるといった中で生じてくるものですから、これは減らしていくではなくて、やはりゼロにしていかなきゃいけないというふうに私としても思っておりまして、非常に重要だと思っております。
このためには、先ほども申しております避難所の環境改善というのをしていく、抜本的な改善をしていくことは論をまたないと思っておるんですが、特にトイレですね、御指摘もありましたけれども、トイレをよくしていくということは非常に重要だし、深刻な問題だと思っております。
国土交通省としても、トイレカーを今、道の駅等に配備していくというような方針を出しておりますけれども、一方で、十分な避難所の生活環境というものを構築していくにはトイレカーも相当な量が必要だというふうに私としては思っておりまして、各自治体に国がトイレカーを配備するというようなことぐらいやったっていいのではないかというふうに私としては考えておりますのですが、そちらについて御意見がもしあれば伺えればと存じます。
51阪阪本真由美兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科教授
ありがとうございます。
トイレの問題というのは大変深刻で、トイレカーというのはとても有効だと思うんですが、トイレカーを機能させるには水と電気が必要ですし、また、下水処理、汚物の処理の仕組み、バキュームの仕組みも必要になってきます。下水の整備状況というのは自治体によってかなり違いますので、そういうのとも兼ね合わせてトイレカーの整備というのは進めていく必要があると思います。
また、トイレカーだけではなくて、循環型のトイレを日常から使えるようにするですとか、便袋みたいなのを必ず各家庭に備えていく、トイレごとに備えるみたいな取組も併せて行われるとよいと思いま…
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52
鳩山紀一郎(国民)
ありがとうございます。
確かに、トイレカー、導入しても使えなかったらしようがありませんので、それを実際に実効性のあるものにしていくためには、それこそ、水をどうする、電気をどうするという部分を解決をしなければいけませんし、おっしゃっていた循環型トイレという、各家庭にそのようなものも、うちも家に置いてありますけれども、そういったものもふだんから使えるようにしておくということは一つ重要なポイントなのかなというふうに思っております。どうもありがとうございます。
それで、被災市町村が今、基本的には避難所運営というのをするということになっておりますけれども、先ほ…
この発言のページ
53阪阪本真由美兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科教授
ありがとうございます。
おっしゃるとおりでして、市町村だけでは避難所支援を行うことは大変難しく、やはり専門の人を育成していくというのが何より大事になると思います。それは行政だけではなくて、地域の人、民間のNPO団体、企業なども含めて育成していく必要があると思います。
同時に、行政でしかできない業務というのもやはりあります。その相互支援の在り方、特に行政サイドの中間支援組織みたいな団体が今ないです。総務省は、GADMという、総括支援員という特定の職員を被災地に派遣する仕組みをつくっていますが、行政間の支援を調整するような、民間団体で言う災害中間支援組織…
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