五十嵐徹人国土交通省鉄道局長

2025年2月28日・第217回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 43 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 185 発言)

お答えいたします。

関西国際空港における鉄道駅の切符売場の混雑状況についてお尋ねがございました。

関西国際空港の鉄道駅の切符売場の混雑状況につきまして、運行しておりますJR西日本と南海電鉄に確認をいたしました。

まず、JRでございますが、JR西日本の関西空港駅の切符売場においては、春節や紅葉等の多客期の日中時間帯において、最大三十分程度の待ち時間が生じているということでございました。また、南海電鉄の関西国際空港の切符売場においては、特定の曜日、時間帯によって、最大二十分程度の待ち時間が生じているというふうに聞いております。

これらにつきましての改善策でございますけれども、まず、窓口での処理能力の向上ということで事業者が取り組んでおることについて御紹介申し上げますと、関西国際空港駅では、窓口の処理能力の向上に向けた取組として、二〇一七年にJRについてはみどりの窓口を増設をしたということと、それから、これはJRそれから南海共通だと思いますけれども、外国人の御案内をするために、日本人じゃなくて外国人のスタッフを配置をする、あるいは、外国人専用の窓口というものをあえてつくるということもやっているということに加えまして、一般向けの窓口に並ばれる外国人もいらっしゃるものですから、それらの対応がスムーズにいきますように、携帯型の翻訳機の配置、装備をした上で、窓口での処理対応能力を上げるという取組をしております。

それから、議員からも御指摘もございましたけれども、事前に乗車券というか切符にアクセスできるような工夫をしたいということでございまして、これは今様々な取組をしておりますけれども、特に関西で取り組まれていることでございますが、海外の旅行代理店において、関西の民鉄事業者や大阪メトロなどを利用できる関西レールパスというのを発売してございます。これは現地の代理店に物を送って販売しておりますので、大手民鉄等を御利用されるという方は、そこでお買い求めいただければ、関西空港の鉄道駅で改札をすっと通ることが可能であるかと思っております。

それからもう一つ、南海の関西空港駅を始めとする関西の多くの大手民鉄については、現在、クレジットカードやデビットカードのタッチ決済で乗車できるようなサービスを導入しております。これは、対象となるクレジットカードも、世界的なブランド、あるいは中国の銀聯も対象にしてございますので、これも周知を図る必要はあると思っていますけれども、クレジットカードをお持ちの方は、それをそのまま、ラッチで、出口でタッチすることによって、関西空港の鉄道駅において何かする必要はないということで、ストレスフリーが高まると思います。

それから、これは関西の事業者ではございませんが、いわゆる交通系ICカードの系統で申しますと、JR東日本さんからは、モバイルSuicaという形で、事前にアプリをダウンロードしておいていただいて対応できるということで、物理的なものをお買い求めいただかなくてもできるということの取組をしています。これはSuicaが使えるところは全国的に使えますので、それの普及宣伝ということもあろうかと思います。

いずれにいたしましても、国土交通省といたしましては、今開発されている様々な決済方法の多様化等の取組を、空港間の横展開などを積極的に図ることによりまして、訪日外国人がストレスフリーで快適に移動できる環境が引き続き整備されるよう、鉄道事業者に働きかけてまいりたいと考えております。

以上でございます。

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