もう大変心もとない、やる気が感じられない。
学芸員は、ほかにも仕事があるわけです。そして、申し上げましたが、これから既に分かった八百四十二件プラス千件のカルテを探っていけば、もっと同じような問題が出てくるわけです。従来の体制でやれると思わないでいただきたい。本当にそれはもうびっくりです。
本当はもう少し何かなさっているんじゃないかと前向きに期待をしたいですが、今、今日の公式御答弁はそこまでですので、大臣にはよくこれは現地からのお声も聞いていただいて。
私は、境園長も非常に前向きにやっていただいていますし、それを担保するものを厚生労働省としても保障していくべきだと思うんです。と申しますのも、実は、園に残された様々なカルテを含めた資料の保存というものは、二〇〇一年に国賠訴訟が患者さん側の勝利に終わりますけれども、それが問題になっていた一九九〇年代の後半頃から、各療養所の医師や学芸員の皆さん、当時学芸員と言わないですけれども、問題意識を持って特に園の医師たちは集まって、ここにある特別な公共性を持ったカルテ、関連資料をどう保存していくかということを何回も回を重ねて御論議であります。しかし、私は、それに一貫して厚生労働省が応えていないのではないかという懸念を持つわけです。二〇一〇年に学芸員の配置がありまして、その後も、実はそれに見合う対応がないと私は思っております。
是非ここを今般のサリン事件を端緒にやっていただきたいし、部署も、最後につけました、組織図。サリン事件は大臣官房、それから医政局が入所者の手当て、健康局が多磨の全生園の資料館などなどですが、多磨に見合うような、きちんと私は体制を整えていただきたい。多磨は大変よい資料館になっていると思います、健康局の管理でありますが。
今、医政局が預かっている療養所、ここでの資料をどうしていくかが問われていて、その体制をしっかりと根本的に見直していただきたいと思いますが、いかがでしょう。
180森森光敬子厚生労働省医政局長
済みません、運営費全体のところについては手持ちがありませんが、調査に係る人件費に関しては、菊池恵楓園の療養費の中に私ども支出させていただいております。
先ほど申しました百四十万というのは、電子化するための、そのための費用ということで考えていただければというふうに思います。
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181
阿部知子(立憲)
申し訳ありませんが、電子化するにもスキャナーが不可欠なんですよ。では、どこからそのお金は出るんですか。もう実際に出したんじゃないですか。もうちょっとちゃんと答えてほしいですけれども。私は、これがうまくいくことを願っての質問ですから。
もちろん、例えば資料を取るために東京と往復する費用とか、これは広がりが大変あるので、他の費用百四十万円はそれはそれでよしといたしますが、カルテの保存ということの膨大な事業でありますから、そこに皆さんどう考えて備えをつくっておられるのでしょう。
もしこれ以上の答弁が出ないのであれば、大臣にお願いしたいです。私は、本当に本気…
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182森森光敬子厚生労働省医政局長
現在、調査に係る職員の費用等に関しては、療養費の中から、菊池恵楓園の方に出している費用の方から、全体の費用から出ております。
個別の電子化については、百四十万というのは委託費用ということで、スキャナーを購入というものではなくて、それらをできる業者の方に委託をして行っている費用ということで考えていただき、それ以外の費用については療養費の中から出ております。
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- (上の発言)
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阿部知子(立憲)
もう大変心もとない、やる気が感じられない。
学芸員は、ほかにも仕事があるわけです。そして、申し上げましたが、これから既に分かった八百四十二件プラス千件のカルテを探っていけば、もっと同じような問題が出てくるわけです。従来の体制でやれると思わないでいただきたい。本当にそれはもうびっくりです。
本当はもう少し何かなさっているんじゃないかと前向きに期待をしたいですが、今、今日の公式御答弁はそこまでですので、大臣にはよくこれは現地からのお声も聞いていただいて。
私は、境園長も非常に前向きにやっていただいていますし、それを担保するものを厚生労働省としても保障していくべきだと思うんです。と申しますのも、実は、園に残された様々なカルテを含めた資料の保存というものは、二〇〇一年に国賠訴訟が患者さん側の勝利に終わりますけれども、それが問題になっていた一九九〇年代の後半頃から、各療養所の医師や学芸員の皆さん、当時学芸員と言わないですけれども、問題意識を持って特に園の医師たちは集まって、ここにある特別な公共性を持ったカルテ、関連資料をどう保存していくかということを何回も回を重ねて御論議であります。しかし、私は、それに一貫して厚生労働省が応えていないのではないかという懸念を持つわけです。二〇一〇年に学芸員の配置がありまして、その後も、実はそれに見合う対応がないと私は思っております。
是非ここを今般のサリン事件を端緒にやっていただきたいし、部署も、最後につけました、組織図。サリン事件は大臣官房、それから医政局が入所者の手当て、健康局が多磨の全生園の資料館などなどですが、多磨に見合うような、きちんと私は体制を整えていただきたい。多磨は大変よい資料館になっていると思います、健康局の管理でありますが。
今、医政局が預かっている療養所、ここでの資料をどうしていくかが問われていて、その体制をしっかりと根本的に見直していただきたいと思いますが、いかがでしょう。
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福岡資麿(自民)厚生労働大臣
入所者の方々のカルテや患者さんの台帳等を含めまして、各療養所で作成されました文書の保存の在り方につきましては、各療養所における文書の保存状況も踏まえた上、ハンセン病訴訟の統一交渉団の方々と意見交換を行いつつ、検討を進めることとしてございます。
その上で、今般、各療養所で作成されました文書のうちに、歴史的な資料として各療養所の社会交流会館で保存すべきと結論づけられました資料につきましては、電子化も含め、適切に保存等の対応をしていくことになると考えられますため、保存等の対応に必要となる社会交流会館の予算についても、引き続き、適切に確保できるように努めてまい…
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阿部知子(立憲)
今大臣の御答弁にありましたように、二〇一七年四月の二十五日、厚労省の医政局医療経営支援課でハンセン病療養所管理室長から、現状のまま各療養所に保存する方針であるという旨を発表をされております。私は、もちろん多磨に移せとか言っているのではないのです。生活の場であったところで資料が保存されることは大事、だけれども、それに見合う予算が充実をしておらない。人員もまたしかりであります。
私は、皆さんとても一生懸命やっていただいていると思います。大臣、カルテ保存と一言で言いますが、行ってみたらよく分かる、どのような状態で置かれているのか。それを一つ一つ丹念に繰り出し…
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福岡資麿(自民)厚生労働大臣
厚生労働省も限られた予算の中でやっておりますが、委員御指摘がございましたように、必要な調査であったり、必要な保存がしっかり行われていくようにしていきたいと思います。
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