そうなんですよね。いろいろなことを十分な検討をなされないまま決めてきたというような印象を持たざるを得ません。
というのも、外出を控えてくださいというような猛暑がある、特に日本の中でも大阪というのは暑いですから、こういったことなんかも頭に入れながら計画をすべきだっただろうなと思いますし、これはこの間ずっと議論をしてきましたが、二〇一六年に会場を夢洲に決めたということ、これが、現在の大きな赤字であるとか、あるいは交通が不便である、あるいは災害のときはどうだとか、いろいろなことの原因の大きな部分を占めているというふうに感じています。
これなんかも、もうちょっと早く気づいて別の場所にする。当時、余りお勧めをしませんよと専門家の皆さんに言われたにもかかわらずこの夢洲に決めたということに関する問題意識、そしてまた、決めたのであるならば、そこから十年近い歳月があったわけですから、きちんとやり切れるように準備をすべきであったというふうに思いますけれども、こちらの対応についても後手後手になっているということがここまで続く不人気の原因になっているのではないかというふうに憂慮をしています。
とはいえ、始まりますということの中でいうと、安全の話です。
前回の大阪万博、これは千里で開いたんですけれども、これについては、突貫工事、始まるまでの工事の間に、十七名の方が工事の中で死亡されています。これはまた、工事の安全というのは非常に大事な部分でありまして、この安全をきちんと守るということをしっかりやっていただかなきゃいけないとこの間ずっと申し上げてまいりました。
幸いというか、当然でもあるんですけれども、今のところ死者はゼロというふうにお聞きをしています。これは、準備中に亡くなるというようなことがないように、もちろん開催中もそうですけれども、まずはスタッフワークの方でそれをきちんと管理監督をしていただきたいと思います。
一方で、二〇二四年、昨年の三月二十八日ですが、トイレの建設現場でのメタンガスの爆発がありました。厚さ十八センチのコンクリートの床が六メートルにわたってめくれる、そしてまた天井まで破損をするというような、かなり大きな爆発でありました。
メタンガスがたまったということでありましたけれども、このメタンガス、今抜く作業をしていただいていますけれども、ガスは出たままの状態でありますので、開催中に何かあるということがあってはならないということで、この対応等も、技術的にはしていただいていますけれども、では、私たちは子供を行かせて大丈夫なのかというような部分に関しても、きちんと御説明をしていく中で、理解を得られるレベルのことをやっていかなきゃいかぬなというふうにも思っているところでもあります。
その上で、大阪において一番大きな災害というのが予測をされているのが南海トラフの地震であります。
南海トラフの対策として、一瞬、その時間に二十万人というような人がいらっしゃるというような状況になり得るわけですね。もしかしたら、もうちょっと多いときもあるかもしれない。そういうような中で、波はかぶらない、十一メートルほどかさ上げをしてあるので会場はかぶらないというような予測になっていますが、実は、その周りの埋立地であるとかあるいは大阪市内、こちらの方が波をかぶるかもしれないというような状況にあります。
つまり、中は一瞬耐えられるんだけれども、その後、じゃ、逃げるといっても、逃げる先が水没をしているというような状況、あるいは被害を受けているというような状況も考えられますので、この島の中で備蓄というのも考えなきゃいけないということであると思いますけれども、会場における備蓄についてお伺いをいたします。
136
牧島かれん(自民)
次に、内閣所管について審査を進めます。
質疑の申出がありますので、これを許します。森山浩行君。
この発言のページ
137
森山浩行(立憲)
立憲民主党の森山浩行でございます。
私の方からは、一か月余り後に開幕が迫りました大阪・関西万博について中心にお聞きをしていきたいというふうに思います。
この大阪・関西万博ということでございますけれども、最近のポスターなどを見ていますと、日本国際博覧会というような形で言い方が最初から変わってきているというふうにも思いますが、大阪府市、それから政府と協力してやるんだというような意思を示されつつも、石破総理の最初の所信表明などでは、万博については、活用するという言葉はあったけれども、成功に向けて頑張るという言葉がなかったりとか、ちょっとちぐはぐなところが見…
この発言のページ
138茂茂木正内閣官房国際博覧会推進本部事務局長代理
お答え申し上げます。
日本の今回行われる二〇二五年大阪・関西万博については、時期は当初から四月開催の六か月ということでございますので、別の季節での開催については検討はしておりません。いつの時期であっても、日本の場合、四季がございますので、そういう中でこのタイミングで決めているということでございます。
この発言のページ
- (上の発言)
139
森山浩行(立憲)
そうなんですよね。いろいろなことを十分な検討をなされないまま決めてきたというような印象を持たざるを得ません。
というのも、外出を控えてくださいというような猛暑がある、特に日本の中でも大阪というのは暑いですから、こういったことなんかも頭に入れながら計画をすべきだっただろうなと思いますし、これはこの間ずっと議論をしてきましたが、二〇一六年に会場を夢洲に決めたということ、これが、現在の大きな赤字であるとか、あるいは交通が不便である、あるいは災害のときはどうだとか、いろいろなことの原因の大きな部分を占めているというふうに感じています。
これなんかも、もうちょっと早く気づいて別の場所にする。当時、余りお勧めをしませんよと専門家の皆さんに言われたにもかかわらずこの夢洲に決めたということに関する問題意識、そしてまた、決めたのであるならば、そこから十年近い歳月があったわけですから、きちんとやり切れるように準備をすべきであったというふうに思いますけれども、こちらの対応についても後手後手になっているということがここまで続く不人気の原因になっているのではないかというふうに憂慮をしています。
とはいえ、始まりますということの中でいうと、安全の話です。
前回の大阪万博、これは千里で開いたんですけれども、これについては、突貫工事、始まるまでの工事の間に、十七名の方が工事の中で死亡されています。これはまた、工事の安全というのは非常に大事な部分でありまして、この安全をきちんと守るということをしっかりやっていただかなきゃいけないとこの間ずっと申し上げてまいりました。
幸いというか、当然でもあるんですけれども、今のところ死者はゼロというふうにお聞きをしています。これは、準備中に亡くなるというようなことがないように、もちろん開催中もそうですけれども、まずはスタッフワークの方でそれをきちんと管理監督をしていただきたいと思います。
一方で、二〇二四年、昨年の三月二十八日ですが、トイレの建設現場でのメタンガスの爆発がありました。厚さ十八センチのコンクリートの床が六メートルにわたってめくれる、そしてまた天井まで破損をするというような、かなり大きな爆発でありました。
メタンガスがたまったということでありましたけれども、このメタンガス、今抜く作業をしていただいていますけれども、ガスは出たままの状態でありますので、開催中に何かあるということがあってはならないということで、この対応等も、技術的にはしていただいていますけれども、では、私たちは子供を行かせて大丈夫なのかというような部分に関しても、きちんと御説明をしていく中で、理解を得られるレベルのことをやっていかなきゃいかぬなというふうにも思っているところでもあります。
その上で、大阪において一番大きな災害というのが予測をされているのが南海トラフの地震であります。
南海トラフの対策として、一瞬、その時間に二十万人というような人がいらっしゃるというような状況になり得るわけですね。もしかしたら、もうちょっと多いときもあるかもしれない。そういうような中で、波はかぶらない、十一メートルほどかさ上げをしてあるので会場はかぶらないというような予測になっていますが、実は、その周りの埋立地であるとかあるいは大阪市内、こちらの方が波をかぶるかもしれないというような状況にあります。
つまり、中は一瞬耐えられるんだけれども、その後、じゃ、逃げるといっても、逃げる先が水没をしているというような状況、あるいは被害を受けているというような状況も考えられますので、この島の中で備蓄というのも考えなきゃいけないということであると思いますけれども、会場における備蓄についてお伺いをいたします。
140北北尾昌也内閣官房国際博覧会推進本部事務局次長
お答えいたします。
万が一、大阪・関西万博開催期間中に南海トラフ巨大地震が発生した場合には、会場内に来場者が一定期間とどまることを想定いたしまして、一人当たり三日分の食料を少なくとも確保することとして、博覧会協会においては六十万食の備蓄を確保しつつ、会場内飲食店の食料も活用するほか、大阪府市においても三十万食を確保するものと承知してございます。
この発言のページ
141
森山浩行(立憲)
我々大阪においては、台風で関西空港が孤立をしたというような、記憶に新しいです。電気が駄目になった、クーラーがない、大変だというような状況の中で、閉じ込められたというような恐怖であったりとか、あるいは逃げられないというような、非常に大変な目に遭ったというような記憶があるわけですけれども。
備蓄は三日間というようなレベルだと思いますけれども、その間、電気などが落ちたときにも自家発電等はできるようになっていますか。
この発言のページ
142北北尾昌也内閣官房国際博覧会推進本部事務局次長
お答えいたします。
自家発電等の施設を備えているものと承知しております。
この発言のページ