大臣、これは、スタンドオフミサイルの話で、かなりコアなメインで、二千八百億円と巨額なんですね。大臣からお答えを私はいただきたいと思うんですけれども、まず、私は、衛星コンステレーションの開発、こういうところに国が力を入れていくのは必要だと思っています。
ですから、まず衛星を造るためのお金、あるいは打ち上げるお金、これは必要だと思いますが、これは、文科省や経産省や内閣府、ここがお金を出しているわけです。例えば、今の衛星コンステレーションでいうと、例えばSAR衛星というものを上げるということでありますが、日本のベンチャーさんでいうと、QPS研究所とか、Synspectiveという、非常にいいベンチャー企業があるわけです。
こういう会社に既に経産省等が、私が調べた中では、例えば百七十億円近いお金や九十億円近いお金を開発するために投資を、お金を国から入れているわけです。実際、防衛省も、例えばQPS研究所でいえば、私の調べでは七十九億円のお金を衛星のために出しているわけであります。
ですから、今言っている打ち上げだとか、そういうものに関してはしっかりお金を入れなければいけませんし、今入れているんですね、既にお金を、ほかの省庁も。なのに、何で写真のお金を今払わなきゃいけないんでしょうか、大臣。写真のお金です、大臣。
86大大和太郎防衛省防衛政策局長
お答え申し上げます。
これにつきましては、令和七年度中に事業者を選定いたしまして契約を締結する計画でございます。
また、この契約に基づき令和八年度から、順次、衛星の製造、打ち上げを実施し、段階的に衛星からの画像情報の提供を受ける考えであります。
また、令和九年度末までには、一定の衛星コンステレーションを構築し、本格的に運用を開始していくという考えでございます。
この発言のページ
87
宮川伸(立憲)
大臣、今お話あったように、必要な情報がちゃんと取れなきゃいけないわけですね。本当に重要な情報というのは令和九年末から映像が来る、写真が来るという説明だったと思うんですが、でしたら、令和七年、令和八年、お金は必要ないじゃないですか。
ですから、この予算は今やらなくても、実際に支払いが目の前に来た令和九年度から予算をつければいいんじゃないですか、大臣。
この発言のページ
88大大和太郎防衛省防衛政策局長
今のお話の前提は、既存の民間商用衛星の画像を取得するという形になると思いますけれども、既存の民間商用衛星の画像を取得する形では、衛星の構成等が防衛省のニーズを満たす形で最適化されているわけではないため、スタンドオフ防衛能力の実効性を確保するためには、防衛省が求めるタイミングで高頻度かつ優先的、安定的に画像が取得できるよう、衛星コンステレーションを構築する必要があります。防衛省といたしましては、これによって、長期的、安定的な画像取得が必要となるわけであります。
また、企業側の視点に立てば、毎年度、単年度ごとの契約では多数の衛星の製造や打ち上げを短期間で行…
この発言のページ
- (上の発言)
89
宮川伸(立憲)
大臣、これは、スタンドオフミサイルの話で、かなりコアなメインで、二千八百億円と巨額なんですね。大臣からお答えを私はいただきたいと思うんですけれども、まず、私は、衛星コンステレーションの開発、こういうところに国が力を入れていくのは必要だと思っています。
ですから、まず衛星を造るためのお金、あるいは打ち上げるお金、これは必要だと思いますが、これは、文科省や経産省や内閣府、ここがお金を出しているわけです。例えば、今の衛星コンステレーションでいうと、例えばSAR衛星というものを上げるということでありますが、日本のベンチャーさんでいうと、QPS研究所とか、Synspectiveという、非常にいいベンチャー企業があるわけです。
こういう会社に既に経産省等が、私が調べた中では、例えば百七十億円近いお金や九十億円近いお金を開発するために投資を、お金を国から入れているわけです。実際、防衛省も、例えばQPS研究所でいえば、私の調べでは七十九億円のお金を衛星のために出しているわけであります。
ですから、今言っている打ち上げだとか、そういうものに関してはしっかりお金を入れなければいけませんし、今入れているんですね、既にお金を、ほかの省庁も。なのに、何で写真のお金を今払わなきゃいけないんでしょうか、大臣。写真のお金です、大臣。
90
中谷元(自民)防衛大臣
先ほど説明がありましたとおり、あらかじめここを映せというふうに決まったわけではございません。やはりいろいろな状況が出てくるわけでございますので、そのときにこういったコンステレーションを使うということでございます。
これは、必要な手続を進めていく中で、事業者から提案をいただきながら検討をして最終的に契約相手方が決まるために、特定の衛星事業者を想定しているわけではないということで、これは様々な形で調整をしますけれども、そもそも画像、コンステレーション事業というのは、防衛省が求める衛星コンステレーションを構築してもらって、画像情報の提供を受けるといった本格的…
この発言のページ
91
宮川伸(立憲)
大臣、今、日本もいろいろH2ロケットとか、衛星を打ち上げて軌道に乗せる、軌道に乗った衛星もきちんと機能するかどうかというのは、簡単な技術じゃないんです。打ち上がらないかもしれないんですね。
それで、じゃ、もし仮に令和九年度までに必要な基数が打ち上がらなかった場合、これはどうされるんですか、この写真代というのは、大臣。打ち上がらない可能性もあるわけですよね。今まだどうなるか分からないわけですから。打ち上がらなかった場合、どうなるんでしょうか、大臣。
この発言のページ
92大大和太郎防衛省防衛政策局長
お答え申し上げます。
防衛省といたしましては、スタンドオフ防衛能力の実効性確保のため、防衛省が求めるタイミングで高頻度かつ優先的、安定的に画像が取得できるよう、衛星コンステレーションを構築したいと考えておりまして、このニーズなどに応えることができる事業者の提案を受けることとなります。
また、委員御指摘のとおり、様々な事情により衛星を搭載したロケットの打ち上げが失敗するなど、宇宙事業分野には様々なリスクも存在するところであります。
したがって、代替手段の措置を講ずるなど、事業者にはできる限りの提案、対応を求めていく考えであります。
この発言のページ