田中熙巳日本原水爆被害者団体協議会代表委員

2025年2月25日・第217回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 91 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 243 発言)

国家賠償と言っておりませんで、国家補償という使い方をしておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

何もなされていないというのは全くそうでありまして、家族を失った人たちはそのまま放り出されちゃったわけですよね。それで八十年間来ているわけです。もうほとんどの遺族は亡くなりましたけれども、やはりその遺族の気持ちを思ったら、私はあそこでもう一回、日本の政府は何もしてくれていないよと言いたかったんですね。

そのことは、ああいう外国に行って国のマイナスなところを言うとは何事だというふうに非難が事務所の方には来たそうでありますけれども、やはり、先ほども申しましたように、これからの戦争は国民を巻き込まざるを得ない戦争になるんですね。民主主義の国というのは、国と国民との間に対立があったり、従属関係があることはないはずなんですね。だから、国が戦争をやるということを決めたとすれば、その被害についてはやはり国が責任を負うということがなければ民主主義国家と言えないというふうにあの場で私はふと思いついて、つけ足しをしてしまったというのが本音でございます。

事ほどさように、やはり戦争を考える場合には、国を挙げてというのは変ですけれども、犠牲が伴うということを念頭に置けば、やはり武力を使わないということを徹底して追求していくべきだというふうに思っております。

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