河村小百合株式会社日本総合研究所調査部主席研究員

2025年2月25日・第217回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 45 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 243 発言)

ありがとうございます。

医療費の件なんですが、本当に的確な問題意識をお持ちでいらして、是非いろいろ御検討いただきたいと思っております。

この点について私の意見を言わせていただきますと、生活保護の中の医療扶助のところだけじゃなくて、医療費全体の支出の水準、これは公定価格ですよね、公定価格。それがどう使われているのかということをもう一回先生方によく認識いただきたいというふうに思うんですね。

これは、財政制度等審議会の資料で、二年ぐらい前に出てきたやつなんですけれども、厚労省が二年に一回、医療機関の経済実態調査をやっていると。それで、勤務医の先生と開業医の先生と、随分何か働いている時間とか待遇で違うということは言われていますけれども、私、そのとき数字を見てびっくりしましたのは、開業医の先生方の平均年収が三千万円なんですよ、三千万円。平均ですよ、最高じゃない。それはどこからお金が出るって、私たちが毎回病院に行って払う、あの自己負担とかから出ているわけですよね。医療扶助だって、結局それに必要なお金を国が出しているわけですよね。それを維持するだけの医療費を、私たちはこれから負担しなきゃいけないんですか。

あと、税制の面でも、開業医の先生方は、何か概算経費の制度があるんでしょう。優遇されているんですよね。どうしてお医者様とか歯科医師の先生だけそんなに優遇するんですか。一般に事業を起こしてやっていらっしゃる方、いっぱいいますよね。いろいろな職種があって、職業にこの国は貴賤があるのかなというふうに私は思います。

やはり医者の先生方、特に開業医の先生方がすごく優遇されていて、その負担はどこから来ているかといったら、スタートラインはそこなんですね。そこから、じゃ、診療報酬の点数を幾らにするかという議論をしているときに、そういうところから是非是非抜本的に見直していただきたい。医療費の軽減、そういうアプローチもあり得るんじゃないかなということで、意見を言わせていただきました。

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