事実関係はそういうことでございます。今般の決算におきまして、一・九兆円程度の純損失の見通しであることを踏まえまして、農林中金の投融資運用の体制に対してどのような対応を取るべきか、現在、江藤大臣の下で検討がなされておるところでございます。
このお話は、私が農林水産大臣をやっておりました十数年前から、やはり同じような御指摘をいただいてまいりました。これは、農林中央金庫法に、農林水産業の発展に寄与しということが目的に書いてございますので、そのことをもっと重視すべきではないかという議論はずっと昔からございます。そのとおりでございます。
今の経営者の皆様方も、見識の高い、そしてまた農林水産業に非常に情熱をお持ちの方々でありますが、結果としてこのようなことになって、人事の交代がなされるということでございます。
では、農林水産業で本当にお金がすごくもうかるかというと、この事柄の性質からして、そういうものでもございません。そこにおいて、農林水産業に従事される方々にきちんと利益を還元する、そういうような融資とはいかなるものであるかということを私はもう一度よく考えてまいりたいと思っております。もうかりさえすればいいというものでは全くございませんが、農林水産業というものが、こんなにがんともうかるような、そういうものでもございませんので、どのような部門に融資をしていくべきなのかということは、農林中金、私ども政府は一体としてよく考えてまいりたいと思っております。
大事なのは、出資者の方々、農林水産業の皆様方に、いかにしてこの金融機関が寄与できるかという実感を持っていただくことだと承知をいたしております。
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後藤祐一(立憲)
終わります。ありがとうございました。
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110
安住淳(立憲)
この際、渡辺創君から関連質疑の申出があります。後藤君の持ち時間の範囲内でこれを許します。渡辺創君。
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渡辺創(立憲)
立憲民主党の渡辺創でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
まず、農林中金の一兆九千億に及ぶ巨額赤字決算についてお伺いをします。
先月十日の予算委員会で江藤大臣とも議論をいたしましたけれども、石破総理は不在でいらっしゃったので、改めて総理の受け止めなどをお伺いをしたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
おさらいですが、農林中金は、二〇二四年度決算において、一兆九千億円の最終赤字を出す見通しです。住専問題時、リーマン・ショック時に続く赤字転落で、今回も、リーマン・ショックのときと同じでありますが、JAグループの出資で一・四兆円の資…
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- (上の発言)
112
石破茂(自民)内閣総理大臣
事実関係はそういうことでございます。今般の決算におきまして、一・九兆円程度の純損失の見通しであることを踏まえまして、農林中金の投融資運用の体制に対してどのような対応を取るべきか、現在、江藤大臣の下で検討がなされておるところでございます。
このお話は、私が農林水産大臣をやっておりました十数年前から、やはり同じような御指摘をいただいてまいりました。これは、農林中央金庫法に、農林水産業の発展に寄与しということが目的に書いてございますので、そのことをもっと重視すべきではないかという議論はずっと昔からございます。そのとおりでございます。
今の経営者の皆様方も、見識の高い、そしてまた農林水産業に非常に情熱をお持ちの方々でありますが、結果としてこのようなことになって、人事の交代がなされるということでございます。
では、農林水産業で本当にお金がすごくもうかるかというと、この事柄の性質からして、そういうものでもございません。そこにおいて、農林水産業に従事される方々にきちんと利益を還元する、そういうような融資とはいかなるものであるかということを私はもう一度よく考えてまいりたいと思っております。もうかりさえすればいいというものでは全くございませんが、農林水産業というものが、こんなにがんともうかるような、そういうものでもございませんので、どのような部門に融資をしていくべきなのかということは、農林中金、私ども政府は一体としてよく考えてまいりたいと思っております。
大事なのは、出資者の方々、農林水産業の皆様方に、いかにしてこの金融機関が寄与できるかという実感を持っていただくことだと承知をいたしております。
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渡辺創(立憲)
総理の最後のところだと思うんです。全国で一生懸命一次産業に取り組んでいる皆さんの思いが乖離したところにならないようにしなきゃいけないと思いますし、今、昨年、基本法も新しくなったところでありますが、農業を取り巻く環境が大きく変わっている状況ですから。
先日、大臣ともお話をしましたけれども、ある意味、これからの時代に農中がどういう役割を果たすべきかというところを、もちろん、金融機関としての自主性の部分もあると思いますが、しっかりと検討していく、方向性を導き出していくということが大事だと思いますので、そのことを指摘して、次のテーマに移りたいと思います。
備…
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江藤拓(自民)農林水産大臣
お答えさせていただきます。
食糧法の理念上、やはり価格に直接コミットするというのは筋が合いませんので。もちろん、二十一万トンというエビデンスが出てきた、それによって、店頭価格が上がっている、ですから、常識的に考えて、足りない分だけ出せば、価格にコミットすることに間接的にはなりますが、しかし、最終的な、期待として価格がないとは申しませんけれども、あくまでも流通の円滑化が目的だということでございます。
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渡辺創(立憲)
今大臣の答弁にあった食糧法の理念というのはよく分かるんですね。ただ、ちまたの報道を見ていても、国民の受け止めも、当然、これは米価を引き下げるためだというふうに大方の国民は思っているというのが自然な理解かなと思います。ただ、食糧法の理念は分かるところであります。
引き続き江藤大臣にお伺いをしたいと思いますが、報道等を見ていると、状況いかんでは更なる放出も否定していないというふうに伝えられていますが、その理解でよろしいでしょうか。
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