川内博史 (立憲民主党)

2025年2月28日・第217回国会 衆議院 予算委員会 第17号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 99 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 282 発言)

安倍派と二階派については解散届はまだ出ておらない。まあ、じき出るんでしょう。ただ、まだ法的には存続をしているようでございますから、であればなおさらのこと、きちんとした実態の解明というものをしていかなければならないのだということを申し上げて、政治資金等ということでございますので、等に移らせていただきたい、高額療養費の問題でございます、移らせていただきたいというふうに思いますが。

さっき総理が、私は総理のお人柄をすごく感じました。間違ってはいけないから、言い間違いがあってはいけないからということで、一言一句たがわぬように文章をお読みになられました。

でも、多分、この議場にいらっしゃる委員の先生方、そしてテレビを見ていらっしゃる視聴者の皆さん、もしかしたら委員長まで含めて、総理がどういう修正をされようとしているのかということを理解できなかったと思うんです。少なくとも私は理解できませんでした、どういうものなのかが。

だから、そういう意味において、総理が一生懸命、今日も多分、患者団体の皆さんが傍聴に来ていらっしゃると思うし、みんなの要求に、要望に応えるために一生懸命お考えになっていらっしゃるというのは分かります。しかし、みんなに理解されなくては、それも詮なきことになってしまうわけでございまして。

この高額療養費上限額を引き上げるということに関して、まず議論をしっかりと積み上げていかなければならないと思うのは、上限額を引き上げると、厚生労働大臣は受診抑制が起きないようにとか一生懸命おっしゃる、総理もおっしゃった。

でも、厚生労働科学研究費補助金という政府のお金で研究をされた方の報告書がございまして、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ達成のための患者負担の在り方と影響に関する研究という研究があるんです。

この研究の報告書によれば、総理、よく聞いていてくださいよ。患者負担は医療需要や医療費を確実に減少させるが、医療の質低下や貧困者の受療阻害といった副作用も大きい。患者負担の増は医療費抑制手段として安易に利用されるが、副作用も大きく貧困者への影響や医療の質等への様々な影響を加味しつつ慎重に判断すべきであるということを結論づけています。特に、これはまずいなと思うのは、患者負担の増は低所得者層とりわけ貧困世帯の子供の受診を過度に抑制する。過度に抑制すると書いてあります。さらに、患者負担を重くする政策は、貧困層にしわ寄せする効果をもたらすおそれがあると。

要するに、世の中で厳しい立場にある人々に対して、患者負担を引き上げるというのは、やはり厳しい結果をもたらすと。

だから、患者負担を、上限額を引き上げるというのは受診抑制があるでしょうと言っても、ないようにしますとしか言わないんですが、じゃ、上限額を引き上げると受診抑制が絶対ない、ないんだということは言い切れないということはそのとおりだということだと思うので、御答弁いただきたいというふうに思います。

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