中村仁威外務省総合外交政策局軍縮不拡散・科学部長

2025年2月18日・第217回国会 衆議院 予算委員会 第12号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 143 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 195 発言)

お答えいたします。

今委員からお尋ねのありました点でございますが、このようなタイプの兵器については、先ほど外務大臣から答弁がございましたような国際人道法の規律をきちんと適用するということに加えて、さらには、新興技術を用いた兵器システムというものが、ヒューマンエラーを減らしたり、省力化、省人化、こういった安全保障上の意義があるという点で、いわゆるトレードオフの関係にある中で、両方をバランスよく見ていかなければならないというふうに思っております。

その観点から、日本政府が、CCWの枠組みにおいて私どもが現時点で標榜しておりますのは、このような規制の対象として検討されるべきものというのは、まずは、一度起動すれば、操作者の更なる介入なしに標的を識別し、選択し、殺傷力を持って交戦することができる、こういう特徴を持ったものというのは是非その規制の対象として議論すべきだろうというふうに思います。

その上で、先ほども外務大臣から答弁のありました国際人道法との関係で申しますと、人間の関与が及ばない完全自律型の致死性を有する兵器システム、これは開発する意図はないわけでございますけれども、加えまして、国際的に認められるべきではないものとして、性質上過度の傷害、無用の苦痛を与えるものですとか、本質的に無差別なもの、そういったものを規制すべきであるということを考えております。

前後のやりとり

139の発言を見る

147の発言を見る