野田佳彦 (立憲民主党)

2025年2月17日・第217回国会 衆議院 予算委員会 第11号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 74 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 359 発言)

全くそのとおりです。クリミアに遡ってほしいと思います。あそこでロシアは成功体験したゆえに、ウクライナの侵攻につながったと思います。あれは国際社会の対応が甘かったからです。そこはしっかり認識していただきたいというふうに思います。

これは多分最後になると思いますけれども、関税については日米首脳会談で余り突っ込んだ議論がなかったと思うんですね。

今回の商務長官候補が、かなりこの関税政策の司令塔だと思います。やり方は結構緻密にやってくると思います。国別に、例えばカナダ、メキシコ、中国に対応するやり方。ある種、近隣窮乏化策を本当に隣国に当てはめてしまっているようなやり方なんですね。品目別に、鉄鋼、アルミと来ました。自動車も来そうですね。それから、いわゆるお互いの関税の率がどうかというような相互関税の問題。もう一つは、関税を税収にしていこうという考え方。あるいは、非経済分野のペナルティーで関税を使おうと、コロンビアに対してとか。非常に多角的にやっているけれども、意外と緻密にやってくるので、それに対する構えはしっかりしなければいけないと思います。

ただし、その構えというのは、日本だけ勘弁してくれみたいな言い方では、世界中が同じことをやったら、これはある種思うつぼで、駄目です。

むしろ、こんな関税は万能ではないということ、むしろ関税政策を万能だと思ってやり過ぎれば、これはインフレと景気後退が進むスタグフレーションになりかねない、世界のリスクだということを、ほかの国々とも共通しながら、直言をしていかなければいけないと思います。

もう一つは、そう簡単に言っても変わらないだろうと思うので、時間が来ちゃいましたけれども、やはり、逆に自由貿易体制の旗印を日本が掲げて、アメリカがいない分を補っていく。そういうことを是非やってほしいと見解を述べただけで、もう質問時間を守りたいと思います。

ありがとうございました。

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