清水聖義太田市長/群馬県市長会会長

2025年2月14日・第217回国会 衆議院 予算委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 261 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 428 発言)

地方分権ということを本当に考えてくれるならば、国が地方税についてがちゃがちゃいじくり回さないでほしい。地方税というのは、地方税法で決まって、先ほど言った憲法三十条で、税はちゃんと納めなきゃいけませんよということが決まっているわけですよね。地方税法では、自分たちの町に納めて、自分たちの幸せを考えてくださいというのが税法で決まっているわけですよ。そこに国が手を突っ込んで、ガラガラポンして、ゼロサム社会をつくろうとしているわけです。財源の偏重を起こそうとしているわけですよ。

先ほど言ったように、邑楽町は百何億円なのに、同じ人口で紋別は三百何十億円という莫大な予算を組んで、人口はほとんど同じ。しかも、交付税は、紋別はへんぴなところだから七十億円もお金が行くわけですよ。それで、ふるさと納税が二百億円も行くわけですよ。

だから、国は地方分権を考えて、地方創生を考えるなら、そんなことをやって、人のうちの中に権利としてあるものに、指を突っ込んで、こうやってがらがらがらがらいじくり回さないでくれと。これは基本的に、憲法と法律で決まっていることをちゃんと遵守してください。それで、子供たちには、税金はちゃんと納めるんですよ、それで自分たちの町が幸せになるんですよということを教えられるようにしてください。

今の環境なら、企業にお金をくれていいですよ、一千億円なら、一千三百億円なら企業に、アマゾンにくれても楽天にくれてもいいですよという、それは、税金を議会に諮らないで、そういうところに勝手にくれちゃうわけですよ。こういう税金の在り方というのは、いかにも貧弱、悲しいというか、これは議会を軽視している。全く議会がかわいそうですよ。

執行者は、なくなってしまうんだから、決算でこれはなくなりましたと報告すればいいわけですけれども、でも、審議するべき力を持った、いわゆる権限を与えられている議員が無視されて、企業、楽天とか、ふるさと何とかとか、ああいうところに、あるいは貴乃花の給料に変わっていっちゃうわけですよ。あんなのは余りにもおかしくないですか。貴乃花にお金をくれてもいいですよと議会が決めればそれでもいいと思うんですけれども、議会は全く無視ですよ。こんなやり方というのは非常によくない。だから、個人のものはよくない。

それから、企業版は、うちは企業版はいただいて、アリーナを造って、バスケットボールをやっています。それで、企業版は地方税から来ているかどうか分かりませんけれども、企業版は個人でやり取りするのと全然意味が違うと私は思っているんです。

企業は、企業の収益、いわゆる法人から出ていくわけですから、個人の所得でみんなから集めて何かを、だから、うちがいただいたのも、何のお土産も与えていません。

ただ、そういう制度があるからいただけたということで、アリーナができて、群馬クレインサンダーズというのが、今、千葉ジェッツに負けないぐらいの力を発揮して、宇都宮の次に、二位でいて、今、CSに、チャンピオンシップに出るんじゃないかとみんな非常に盛り上がっているところです。

別に、企業版についてはつべこべ言う気持ちはないです。ただ、個人のやつを、国が決めて、人のうちの財産を動かし回すというのは法律的にいかがなものかと。別に、どこに幾ら金が行こうが私には関係ないんです。幾ら行ったって構わないですよ。だけれども、法的に、憲法からいってもおかしいんじゃないですかということが言いたいということです。

以上です。

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