お答え申し上げます。
FMS調達につきましては、先生も御指摘になりましたように、米国しか製造できない能力の高い装備品を調達できますので、我が国の防衛力を抜本的に強化するためには大変重要なものでございます。
FMS調達には、未納入、未精算といった様々な課題がございます。令和元年には会計検査院からも御指摘を受けているところでございます。
未納入、未精算につきましては、履行管理体制の強化や、米側と協議する場における個別具体的な働きかけなど、様々な取組を行っておりまして、防衛大臣レベルでの米国への働きかけも含め、未納入、未精算額の縮減、そして価格上昇の抑制に向けた取組の推進など、FMS調達の合理化に向けて積極的に取り組んでおるところでございます。
こうした取組の結果、未納入額の規模につきましては、過去十年間遡りますと、平成二十九年度がピークで三百五十一億円あったわけでございますけれども、これが令和三年度になりますと百二十三億円、四年度で百十七億円、そして五年度で百十三億円ということで、減ってきております。
そして、未精算額につきましても、過去十か年度のピークでありました平成二十八年度は六百二十三億円あったわけですけれども、これが令和三年度に四百億、四年度に三百六十六億、五年度には三百六十五億ということで、着実に縮減しております。
なお、FMS調達による場合も、当然、我が国自身の判断で行っておりまして、国民の命と暮らしを守り抜くために必要な装備品を検討し、導入の判断を行っているところでございまして、いわゆる型落ち品を買わされているとか、そういった御指摘につきましては全く当たらないものでございます。
例えば、令和五年に導入を決定しましたトマホークブロック4につきましても、より厳しい安全保障環境の中で、一刻も早く我が国としてスタンドオフ能力を構築するという観点から、我が国自身の判断で、元々取得予定だったブロック5の一部をブロック4に変更したものでございます。
引き続き、米国としっかりと交渉して、必要な装備品を適正な価格で調達できるよう努めてまいります。
27
尾崎正直(自民)
どうも御答弁ありがとうございました。
非常に重要性の高い分野だろうというふうに思うわけでありますが、他方、スピード感も非常に重要だろうと思います。是非、着実な整備を進めていただきたいとお願いを申し上げる次第でございます。
そういう中で、このように多額の経費をかけていく必要性というのは、本当に十分、これは非常に大きなものがあるんだろうと思うわけでありますが、他方で、言うまでもありませんが、我が国の財政状況というのは引き続き大変厳しい状況にあるわけであります。防衛力整備についても、このように多額の経費を要するからこそ、一層効果的、効率的に整備を進めていか…
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28寺寺田広紀防衛省大臣官房審議官
お答え申し上げます。
防衛予算における効率化、合理化の取組につきましては、毎年度の予算編成に当たって、一つでも多くの事業で経費の縮減が行えますよう、一つ目といたしましては、長期契約を含めた装備品のまとめ買いとか、二つ目、自衛隊独自の仕様をできるだけ絞り込むとか、三つ目、運用の見直しなどによって、今後、自衛隊の中で使用予定のなくなった、こういう装備品の運用の停止、用途廃止を行うとか、四つ目、費用対効果の低いプロジェクトの見直しなどの取組を組み合わせて行っておりまして、令和七年度予算案におきましては、これらの取組によって約二千六百五十三億円の縮減を見込んで…
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尾崎正直(自民)
どうもありがとうございました。
以下、この効率化、合理化努力に関連した各論として、二つの点についてお伺いをさせていただきたいと思います。
まず最初は、FMS、いわゆるフォーリン・ミリタリー・サービス、こちらについてお話をお伺いしたいと思います。
防衛力強化に当たりまして、米国しか製造できない能力の高い装備品を調達できるFMSの活用、これは不可欠だろう、そのように思います。
他方、FMSについては、未納入、未精算があるとか、そういう課題が指摘されておりますほか、いわゆる型落ち品を買わされているのではないかとの疑問も、そういう声も一部にはあるところで…
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- (上の発言)
30石石川武防衛装備庁長官
お答え申し上げます。
FMS調達につきましては、先生も御指摘になりましたように、米国しか製造できない能力の高い装備品を調達できますので、我が国の防衛力を抜本的に強化するためには大変重要なものでございます。
FMS調達には、未納入、未精算といった様々な課題がございます。令和元年には会計検査院からも御指摘を受けているところでございます。
未納入、未精算につきましては、履行管理体制の強化や、米側と協議する場における個別具体的な働きかけなど、様々な取組を行っておりまして、防衛大臣レベルでの米国への働きかけも含め、未納入、未精算額の縮減、そして価格上昇の抑制に向けた取組の推進など、FMS調達の合理化に向けて積極的に取り組んでおるところでございます。
こうした取組の結果、未納入額の規模につきましては、過去十年間遡りますと、平成二十九年度がピークで三百五十一億円あったわけでございますけれども、これが令和三年度になりますと百二十三億円、四年度で百十七億円、そして五年度で百十三億円ということで、減ってきております。
そして、未精算額につきましても、過去十か年度のピークでありました平成二十八年度は六百二十三億円あったわけですけれども、これが令和三年度に四百億、四年度に三百六十六億、五年度には三百六十五億ということで、着実に縮減しております。
なお、FMS調達による場合も、当然、我が国自身の判断で行っておりまして、国民の命と暮らしを守り抜くために必要な装備品を検討し、導入の判断を行っているところでございまして、いわゆる型落ち品を買わされているとか、そういった御指摘につきましては全く当たらないものでございます。
例えば、令和五年に導入を決定しましたトマホークブロック4につきましても、より厳しい安全保障環境の中で、一刻も早く我が国としてスタンドオフ能力を構築するという観点から、我が国自身の判断で、元々取得予定だったブロック5の一部をブロック4に変更したものでございます。
引き続き、米国としっかりと交渉して、必要な装備品を適正な価格で調達できるよう努めてまいります。
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尾崎正直(自民)
本当に、未納入額もピークが三百五十億円だった、これが百十三億円まで縮減したということですから、相当御努力をいただいていることと思います。でも、まだかなりの金額が残っておりますので、引き続き、縮減に向けまして御努力を賜りたい、そのように思うところです。
また、トマホークのブロック4について、一年前倒しということであります。確かに、防衛力、必要な能力について、いわゆる空白期間があってはいけない、とにかくこの空白期間を埋めるんだということで一年前倒しをされたという御判断、これは本当に防衛上の必要性に基づいたものだ、そういうふうに思います。是非、引き続き、国民…
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32石石川武防衛装備庁長官
お答え申し上げます。
潜水艦の修理契約に関しましては、川崎重工業と取引先企業との間での架空取引や、海上自衛隊隊員への物品や飲食の提供などの不適切な行為が行われていた件につきまして、防衛力を抜本的に強化していく中で、国民の疑惑や不信を招くような行為があったことを非常に深刻に受け止めております。
その上で、今般、七年度予算案の編成過程におきまして、川崎重工業船舶海洋ディビジョンに適用する利益率につきまして、不正防止の取組に係る評価を見直した上で経費を計上しております。
また、それ以外にも、今回のような事態が二度と生じることがないよう、海自におきまして、…
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尾崎正直(自民)
本当に、予算に今明らかになっている事案はしっかりと御反映をいただいているということでございます。是非、引き続き、このような事案が起こらないように対応していただきますとともに、さっき、物品の調達がそもそもできなかったことが背景にある、そういう事案もあったということでございます。それ自体、大変ゆゆしきことだと思いますので、今後、そのこと自体への対応も是非しっかりと行っていただきたい、そのように思うところでございます。
それでは、残りの時間を使わせていただきまして、当委員会でも大変に議論となっておりますところの防衛装備移転円滑化基金について、これを更に積み増…
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