西岡委員から、先ほど、今の現在の持ちこま数、小学校二十三・九こまという御披露がございましたけれども、先ほども答弁させていただきましたが、令和四年の教員統計調査によりますと、授業担任の週当たりの平均持ちごま数は、小学校二十四・一こま、中学校十七・九こまでございますけれども、小学校四年生から中学校三年生までは標準の授業時数が千十五時間となってございますので、大体それを、通常の場合ですと週大体二十九こまということになるわけでございます。それを、先ほども御答弁させていただきましたが、それを三十一こまとか三十二こま、それ以上にかなり設けているところがまだ二割ぐらい残っているという、そういうことでございます。
それは、改善を、学校の指導、運営体制に合った形で見直すよう、これは強く働きかけているところでございますけれども、一方で、二十四・一こま、あるいは十七・九こまといった、そうした令和四年の教員統計調査のその持ちごま数自体につきましては、教育の質の向上、あるいは学校における働き方改革の観点から、特に持ち授業時数の多い小学校については軽減を図ることが大事であるというような観点から、この令和四年度からの三年間、これは四年間を三年間に前倒しいたしましたけれども、小学校五年、高学年の教科担任制を推進してまいりまして、三千八百人の加配定数を改善してきたわけでございます。また、令和七年度からは、四年間で計画的に、小学校四年生、そして新規採用教師の持ち授業時数の軽減という観点からの定数改善を行うことを考えて、予定をしてございます。
こうした持ち授業時数というものについて、子供たちにとっても教師にとっても、ある意味考える余白、あるいはまた、試行錯誤を繰り返しながら授業を行い、そして自分自身で考えることのできる、そうした時間を確保していくという観点が必要かというふうに考えているところでございます。
195
西岡義高(国民)
ありがとうございます。
では、その根拠を基に今の乗ずる数になったのが一九九三年です。そこから三十年以上、乗ずる数が変わっておりません。その間、ゆとり教育になったり、逆に脱ゆとりになったり、そして今は主体的、対話的で深い学びということで、アクティブラーニング、これまでと違った学びが増えています。
環境は大きく目まぐるしく変わっているのに、乗ずる数はこの三十年以上変わっていない。なぜなのか、この理由をお聞かせください。
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196望望月禎文部科学省初等中等教育局長
委員御指摘のとおり、乗ずる数そのものは一九九三年、いわゆる平成五年以降変更が行われてございません。
近年は、義務標準法の改正による基礎定数の改善としましては、平成二十九年度に加配定数で措置していた少人数指導等のための教員定数の一部の基礎定数化、あるいは、平成二十九年度からの十年間で通級指導や日本語指導のための教員配置の充実を行ってきたことに加えまして、令和三年度からの五年間では小学校における三十五人学級の計画的整備を行っておりまして、様々な教育課題に対応したきめ細かな指導を行うための教員定数の改善に取り組んでまいりました。
この直近の約三十年間につき…
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197
西岡義高(国民)
ありがとうございます。
特定の対応に絞って加配で対応してきたということなんですけれども、結局、特定の対応に絞ってしまったがために、現場では安定した雇用を生み出せないというような現状にもなっているかと思います。
大体、今、週の一人当たりの授業持ちこま数というのは二十三・九こま、一日当たり約五こまを受け持つ計算になります。先ほどの、この乗ずる数の根拠が、授業時間とその他業務の時間で半分半分になるようにということで設定されたということでした。それに対して、一時間の授業に対して、その準備等に同程度の時間が必要であるという見解も出されております。であれば、一日…
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- (上の発言)
198望望月禎文部科学省初等中等教育局長
西岡委員から、先ほど、今の現在の持ちこま数、小学校二十三・九こまという御披露がございましたけれども、先ほども答弁させていただきましたが、令和四年の教員統計調査によりますと、授業担任の週当たりの平均持ちごま数は、小学校二十四・一こま、中学校十七・九こまでございますけれども、小学校四年生から中学校三年生までは標準の授業時数が千十五時間となってございますので、大体それを、通常の場合ですと週大体二十九こまということになるわけでございます。それを、先ほども御答弁させていただきましたが、それを三十一こまとか三十二こま、それ以上にかなり設けているところがまだ二割ぐらい残っているという、そういうことでございます。
それは、改善を、学校の指導、運営体制に合った形で見直すよう、これは強く働きかけているところでございますけれども、一方で、二十四・一こま、あるいは十七・九こまといった、そうした令和四年の教員統計調査のその持ちごま数自体につきましては、教育の質の向上、あるいは学校における働き方改革の観点から、特に持ち授業時数の多い小学校については軽減を図ることが大事であるというような観点から、この令和四年度からの三年間、これは四年間を三年間に前倒しいたしましたけれども、小学校五年、高学年の教科担任制を推進してまいりまして、三千八百人の加配定数を改善してきたわけでございます。また、令和七年度からは、四年間で計画的に、小学校四年生、そして新規採用教師の持ち授業時数の軽減という観点からの定数改善を行うことを考えて、予定をしてございます。
こうした持ち授業時数というものについて、子供たちにとっても教師にとっても、ある意味考える余白、あるいはまた、試行錯誤を繰り返しながら授業を行い、そして自分自身で考えることのできる、そうした時間を確保していくという観点が必要かというふうに考えているところでございます。
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西岡義高(国民)
ありがとうございます。
持ちこま数を減らしていかないと、やはり、一時間に対して同程度の準備が必要で、乗ずる数の根拠が、指導時間と準備時間は校務と半分半分にしていくんだと、その考え方が、同時にやるとすると、結局残業が前提の構造というのは変わっていかないと思いますので、そのためには、しっかり教員の人数を増やして業務をシェアできる状況をつくるとか、若しくは標準時間自体を減らしていかなければならないのではないかと考えております。
では、また別の観点からこの乗ずる数について質問をいたします。
精神疾患で休職となった教員が三年連続で過去最多を更新しまして、七千…
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200望望月禎文部科学省初等中等教育局長
日々、一日の時間の半分ぐらいを学校で生活する児童生徒にとって、やはり学級、あるいは学級活動における子供たち同士の関わり、あるいは教師との関わりというのは非常に大きく、学級活動を基本にしているというふうに思います。
ただ、その上で、現在の学校の状況、複雑化、多様化する教育課題に対応し、一人一人の児童生徒にきめ細かく対応する、そうした観点からいきますと、学級担任以外の教員というものを増員し、充実した教員配置を実現していくことは、学校全体のそうした教育力を高めていくという観点から非常に重要であるというふうに考えているところでございます。
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201
西岡義高(国民)
ありがとうございます。
重要であるとお考えであるのであれば、教員の数をしっかり増やしていくということは重要だと思います。
この乗ずる数について、最終的に改善していくのか、また、どうしていくのか。今後どう取り組んでいくのかという、今後の見通しについてお聞かせください。
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