望月禎文部科学省初等中等教育局長

2025年4月16日・第217回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 242 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 362 発言)

教科書において、学習指導要領を踏まえ、どのような事柄を取り上げ、どのように記述するかについては、欠陥のない範囲におきまして、民間の各教科書の発行者の判断に委ねられているところでございますけれども、今の高橋委員御指摘の選択的夫婦別姓制度、令和八年度から使用される高校の教科書というのは、今現行で使われている教科書の二回目の検定でございまして、今使用している教科書を一部改訂する形になります。

今でも夫婦別姓制度について記述しているところがございますけれども、例えば、一番採択率の高い高等学校の家庭科の教科書なんかを見てみますと、法律で夫婦同姓を義務づけている国は日本以外に見当たらない、日常生活での旧姓使用が認められない場面もあり、あえて事実婚を選択する人もいるという記述がある図書の中に、一方で、夫婦や家族の一体感、家族よりも個人が優先されることへの危惧などが上がっているなどの意見も併記して、併せて載せていたり、あるいは、別の教科書では、選択的夫婦別姓制度を説明した後、一方で、選択的夫婦別姓制度を導入すると、家族の一体感の薄れや子供への影響、相続問題も生じるとして導入に反対する意見もあると。

いろいろな教科書の検定におきましては、学習指導要領を踏まえて、民間会社が作ってきたものも指導要領を踏まえて、子供たちに誤解がないような形で検定を行ってございますので、事実が、それが間違っているということではなく、そうした意見もあるというものについては、これは許容されるところでございます。

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