森健水産庁長官

2025年6月5日・第217回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 99 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 150 発言)

お答えいたします。

瀬戸内海におきましては、一部、資源回復、安定傾向にある一方で、御指摘のノリの色落ちですとか、あるいはカキの生育不良、あるいはイカナゴなどの不漁といったものが発生しております。要因といたしましては、海水温の上昇に加えて栄養塩類の不足などが指摘されているところでございます。

こうした中で、兵庫県、香川県、山口県におきましては、下水処理施設から海域への栄養塩類の供給を増加させる取組が行われておりますし、こうした取組によって、一部では養殖ノリの色落ちが軽減されたというふうな報告もあるというふうに承知しております。また、広島県でも下水処理施設の緩和運転についての実証試験、これが実施されているというふうに承知をしております。

農林水産省といたしましても、こうした栄養塩類と水産資源との関係についての調査研究でございますとか、あとは漁業者が行われる海底耕うん、藻場や海域に鶏ふんなどの肥料を散布する施肥の取組への支援などを行っているところでございまして、今後も必要な取組の継続に努めてまいりたいと考えております。

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