葉梨康弘 (自由民主党)

2025年6月5日・第217回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 20 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 150 発言)

大臣、もう見ていただいて如実に分かるとおりなんですけれども、ここから私は二つほどのことが読み取れるかなというふうに思うんです。

一つは、お米が今年高くなった要因、何か集荷業者であるJAが悪いというような見方もあるんですが、むしろJAの力が弱まって集荷力がなくなった、これも一つの大きな要因だということですよ。

それからもう一つは、この四万五千円から五万円、これは五キロに精米すれば五千円ぐらいになります。それでもう既に卸の方や小売の方、中食、外食が買っていたんです。とすると、集荷業者に備蓄米を卸しても、そこから卸、小売に流れる前に、卸や小売の方々は既に買ってしまったお米から先に出さないと損になってしまう。なかなか、これが届かなかった要因だと。

これが二つ、読み取れると思います。

その意味で、大臣が決断をして、小売に直接届けるという緊急的な措置を取ったということを私自身は評価をしている次第なんです。

そこで、話題をまた在庫の話に戻したいんですが、実は、約十九万トン積み増されているということなんですが、これは大分前から私、今年に入ってから農水省の方に、こういう分析じゃないのと言っているのは、やはり、南海トラフの臨時情報が出ました、それで欠品が出ました。特にスーパーの方々というのは大変欠品を恐れる、欠品が出たら幾ら高くてもいいから買う。欠品を出さないためには、今まで冷蔵庫を空にしていたわけです。今まで供給が需要を上回っていましたから、トヨタのかんばん方式みたいに、電話一本で来たわけです。ところが、ある程度ないといけないよということで、冷蔵庫にお米を積み増すようになると、在庫が増えました。

私は、ある大きな弁当屋さんに聞いたら、今までは一万トン買っていた、去年は一万五千トン買った、でも、今年からは一万トンに戻します、そういうようなお話だったんです。ということは、今年、これだけ在庫が積み上がって、需要が供給を上回ったけれども、本当に来年これが続くのか。これは検証しないと、大変な疑問です。

インバウンド、これがどれぐらいの影響があるかということなんですが、令和五年と六年を比較して、インバウンドによる米の需要は、どれぐらい増加したと推計しているでしょうか、松尾さん。

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