小坂善太郎林野庁次長

2025年4月10日・第217回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 99 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 151 発言)

お答えいたします。

花粉症対策苗木には、委員御指摘のとおり、全く花粉を出さない無花粉杉、それ以外にも、少花粉杉、低花粉杉というのがあるんですけれども、この無花粉杉は、林野庁が策定したスギ花粉発生源対策推進方針、これに基づきまして、国立研究開発法人の林木育種センターや複数の都県の試験研究機関によって開発されております。現在、全国で二十八品種あります。この無花粉杉の開発や苗木の供給に当たっては、これらの機関が連携して取組を進めております。

こうした無花粉杉の苗木を供給するに当たっては、当然、地域の特性に応じた品種を選んでいくということになりますし、さらには、林木育種センター等における原木苗木の生産、それを使った採種園、採穂園の造成、さらには民間事業体による苗木生産、こういったものに対して増産体制が図れるような支援を林野庁としても進めているところでございます。

さらに、令和五年度から、細胞増殖により苗木を大量増産する新たな技術の開発、こういったものに取り組ませていただいています。この技術が確立すれば、花粉が出ないことから、議員御指摘のとおり、生産効率の低い無花粉杉の苗木生産の課題が解消されるというふうに期待しているところでございます。

いずれにしても、こういった取組を通じて、無花粉杉を始め花粉症対策苗木が安定的に供給できるよう、頑張っていく所存でございます。

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