山田勝彦 (立憲民主党)

2025年4月8日・第217回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 72 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 132 発言)

現場の声を聞いていただけるということで、ありがとうございます。

うまく沿岸漁師さんたちの収入を確保できているのであれば対策は必要ないんですが、今の状況であれば、沿岸漁師さんたちは自分たちができる漁のエリアを限られているんですよね。その中で、やはり外から来た大型船がどんどんたくさん捕っていって、明らかに、見る見る今まで捕れていたアナゴやアカムツがいなくなっていく現状は、やはり適正に漁獲割当てをして、もちろん大型船が捕るなというわけじゃなくて、適切に捕っていただいて、そして適切にお互いが共存共栄できる道はこのTAC規制しかないと思っておりますので、これはもちろん私も現場でお話を聞いた上で大臣に提案させてもらっております。是非大臣からも現場の御意見を聞いていただきたいと思います。

その上で、資料四を御覧いただきたいんですが、デンマークでは漁獲規制はかなり進んでいて、過去に大規模な漁業者に漁獲枠が集まり過ぎて漁村が消滅してしまったという、そういった悲しい過去から、沿岸漁師への保護政策を行っています。沿岸漁師に漁獲量の追加枠があり、若い新規の漁業者に対しては、政府の保有枠から八年間の漁獲枠が与えられ、沿岸漁師や若い新規漁業者を保護する仕組みが充実しています。

日本にも沿岸漁師を守る具体的な政策が必要かと思っております。特に、先ほどから話題になっている対馬、対馬だけではなく、長崎県には壱岐、五島列島、そして全国に国境の島がありますが、国境の島の漁師の皆さんが漁業を続けていただいているからこそ、我が国の領海が守られています。つまり、島を守ることは国を守ることでもあります。ただ、今、島の人口減少が激しく進んでおり、漁師は高齢化し、若い後継者がいない、多くの漁村が消滅の危機です。

そこで、大臣に提案をさせていただきたいと思っております。

こういった国防を担う島の漁師の生活が成り立つ漁獲量を確保するために、国境の島の漁師の漁獲割当てを優遇するべきではないかと考えておりますが、いかがでしょうか。

前後のやりとり

68の発言を見る

76の発言を見る