江藤拓 (自由民主党)農林水産大臣

2025年4月2日・第217回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 29 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 152 発言)

大変難しい御質問をいただいたと思っております。

共済で全て救えるとは当然思っておりません。これはやはり保険制度であって、漁業者の方々がお互いに支え合うという制度でありますので。

本当に海の状態が変わってしまいました。宮崎でも、かつてはそんなに捕れなかった、例えばボラみたいな魚が山のように入って、最初はどうしようかということでしたが、からすみを取ったり、それから、国によってはボラを食べる国もあるという国を市場開拓をして、何とかそういうことで工夫をしながら漁業者の方々が頑張っておられるという現場もあります。そして、養殖のためのいわゆる餌となるような魚もなかなか捕れない。

ですから、こういうことになりますと、資源管理をしても、その資源自体が温度それから海流の変化によって変わってしまってはどうにもならないということでありますから、今回、我々としては、例えばサバですけれども、我々、マサバは公海では全く捕っておりません。捕っておりませんが、しかし、公海でサバをいっぱい捕られてしまいますと日本近海に寄ってきませんので、ですから、今回、NPFC、北太平洋漁業委員会におきましては、我々としては、五割、世界と協力して漁獲量を削減しようという提案をいたしました。やはり公海で捕りたいという国は多いので、結果的に三割というところで落ち着きましたけれども、苦しくてもやはり管理をしなければならないということはもう間違いない事実だろうと思っております。

やはり科学的な見地に基づいてこれはやるしかないので、漁場の管理、これは制限だけではなくて、藻場の回復であったり海底耕うんであったり、様々なやり方はありますが、ただ、先生の御地元のようなところはちょっとそれは当てはまりませんので、特に、イカが捕れないということになると、大間あたりは、イカが入ってこないとマグロも入ってこないというようなこともあって、イカが入ってこないイコールいわゆる大間の有名なマグロも釣れないというような複合的な被害も出ているということであって、少ないと言われている枠さえも消化し切れないというような御指摘もあります。

非常に頭の痛い問題であって、これが解決策だということを申し上げられないのは大変申し訳ないんですが、しかし、様々考えて、これから水産政策に当たっていきたいというふうに改めて思っております。

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