生貝直人一橋大学大学院法学研究科教授

2025年4月16日・第217回国会 衆議院 内閣委員会 第14号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 58 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 237 発言)

ありがとうございます。

御指摘いただきましたとおり、やはり我が国のLLM及び生成AI、大規模基盤モデルを開発していく中で、図書館であるとか、あるいは博物館や美術館が保有している様々な知的蓄積のアーカイブというものをいかに活用していくかということは大変重要だというふうに思います。

この点に関して、まさにヨーロッパの中ですと、欧州の多様な言語をしっかりと偏りなく、しかも正しい方法でAIの学習データに利用してもらうためのデータスペースと呼ばれる取組というのを大規模に進めているところでございます。

また、フランスにおきましては、国立図書館であるところのBNF、それから国立視聴覚研究所のINAが中心となって、フランス国内のスタートアップに対して、彼らが持っているアーカイブのデータというものを厳しい契約の条件に基づいて提供し、スタートアップ支援と、そしてフランスの文化のAIにおける普及、活用というところに力を入れたプロジェクトを進めているところ、我が国においても、国立国会図書館が保有するような膨大な書籍を始めとして、あの資産をどのように生かしていくかということは極めて重要でございます。

スタートアップ支援、そして、それが我が国の広い意味での主権というものを確保していくためにどのような枠組みが考えられるのか、是非積極的な検討をしていただきたいというふうに考えております。

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