市村浩一郎 (日本維新の会)

2025年4月11日・第217回国会 衆議院 内閣委員会 第13号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 124 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 245 発言)

よろしくお願いいたします。市村でございます。

いよいよAIの法律ができるということでございますが、私は、AIというと、いつの頃から人工知能、AIという言葉を使い始めたか、自分でも定かでないんですが、大体、AI、人工知能というときにまず思い出していたのが、「二〇〇一年宇宙の旅」ですね。「A Space Odyssey」です。あれが一九六三年と思いますが、あそこにHAL9000というコンピューターが登場しますが、それが私の中では、ああ、AIというのはこういうものなんだなと。

しかし、そのHAL9000は結局どうなったかというと、任務遂行のために必要なのは、宇宙でいろいろ調査研究活動をしているんですが、その乗組員が邪魔だということで、乗組員の人工生命維持装置を切っていくということでありまして、AIというのは非常に冷淡な判断をするということであります。

AIという議論をこれまでしてきた場合、これも多分、もう三十年以上前に話をしたようなことだと思いますけれども、結局、この地球の生態系を守る、環境を守るには、一番邪魔者は何かというと、我々人間であろう、AIがそう判断するんじゃないかということをもう、たしか三十年以上前にそんな話をしていた覚えがありますが、その頃はまだ、AIといってもまあ先の話だろう、こういう話でありました。

しかし、ちょうどAIというものの性能、すごさというものをまず私が認識し始めたのは、将棋のソフトなんですね。将棋ソフト。これが、結局、最終的には、今やもうAIにかなわないという状況になるというところであります。後で申し上げますが、そうはいっても、じゃ、将棋の世界が人間対人間の世界ではなくなるかというと、逆にまた、それはそれで面白いということでやっているわけです。人間の限界の中でいかに戦うかというところでありますけれども、そういうのがあった。

そして、いよいよ、AIということで、これはと思ったのが、結局、おととしの二月ぐらいでしたかね、生成AIの登場ということであります。

しかし、こういう技術というのは、実はもう大分前から開発されているわけでありまして、大体ステルスでやるんですね。大体、こういう研究開発のところ、欧米は、特にアメリカは、もうステルスで、だから表に出さないんですね。いざとなったら出すというところでやってくるわけでありまして、最先端の技術というのは最近そういうもの、この間サイバーの話もありましたけれども、そういうところなんですね。

いよいよ、ここに来まして、AIをやはり我々日本もしっかり有効に活用していかないかぬというところで、今回の法律が、基本法と言っていいのかもしれませんが、今回、基本法というよりも推進法ということになっていますが、いずれにしても、一番最初のAIに関する法律ということになったんだと思います。

そこで、まず、このAIと我々が一般的に呼んでいるものを法律によってどう定義しているかというところでありまして、定義は条文に書いてありますからここで読み上げませんが、この定義で本当にいいのかということが、やはり定義というのは大変重要であります、この定義に基づいてこれから議論が進むわけでありますから。その定義というものが、今回の法案、推進法に書いてある定義で本当にいいのかどうかというところがまずは問われなくちゃいけないのかな、こう思います。

そこで、今回の定義で、本当にこれでいいのか、また、漏れているものはないのか、また、技術の進歩に伴って定義を見直すことも必要ではないかと考えますが、大臣、いかがお考えになりましたでしょうか。

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