初等中等教育からということがありました。次に、二つ目は、子供たちの教育について伺いたいと思います。
子供たちは、日常的にネットの世界と接しております。こども家庭庁が令和六年二月に発表しました令和五年のインターネット利用環境実態調査によりますと、インターネットを利用すると回答した青少年の平均利用時間は約四時間五十七分、十歳以上の小学生は約三時間四十六分、中学生は約四時間四十二分、高校生は約六時間十四分。そして、何と、七時間以上利用すると答えた割合は、十歳以上の小学生は八・九%、中学生一七・二%、高校生三三・〇%です。また、調査結果にはありませんが、不登校の子供の中には、一日中インターネットを利用しているという子供もおります。
子供たちは、特に教えていなくても、ネット上の情報からどんどん吸収して、AIを使いこなしていってしまっております。インターネット上の情報について、大人でも、AIが作った情報かそうでないか、なかなか区別がつかないのですから、子供たちはなおさらです。親世代もAIについての知識には差があり、子供に、うそが交じっているかもしれないから気をつけてねと教えるぐらいはできても、子供たちがその都度判断するために十分なほどに教えられるかは分かりません。
ネット上の偽・誤情報に惑わされ、子供たちはもはや誰を何を信じていいのか分からなくなってしまうのではないかと危惧をいたします。また、AIを作っていくような、そういったソフトなどもネット上にあると伺っております。どんどん作っていく、そういった子もいるんじゃないかと思います。
今回、AI新法を制定するに当たり、欧州ほど強い規制は課さずに、国内のイノベーションにつなげようとされております。強い規制をかけないという選択をするのであれば、一方で、きちんとAIに対処できる能力を身につけるサポートが重要です。
また、目先の対策に加え、これからの日本の国際競争力を強化するため、二十年、三十年後を見越した教育も必要です。小学校の段階から学べるAIリテラシー向上のための科目とプログラムをつくり、小学生から高校生までが毎週一こま学べるぐらいの頻度で教育をすべきではないかと思います。
また、それぞれの進度に合わせて学習できるような、一人一台配られているタブレットに搭載できるAIリテラシーアプリを作成して、インターネットに接することの多い不登校児童生徒を含めた全ての子供たちが学べる環境を整えてはどうかと思います。
そこで、子供たちへの教育の、一般論でない具体策をきちんとその後の予算化に結びつけるために、今回のAI基本計画で位置づけてほしいと思いますが、どうお考えか、伺います。
74徳徳増伸二内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官
お答えいたします。
ただいまの御質問については、基本的にはAI戦略本部の方で様々なことを決定をしていきますけれども、その決定に当たっては、事前に幅広く専門家の意見、現場の状況等も伺いながら決めていきたいと考えておりますので、専門家の知見をおかりしつつ、最終的にはAI戦略本部の方で決定をしていくということであります。
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75おおおたけりえ(立憲)
ありがとうございます。
専門家も交えた、しっかり検討された中で、AI戦略本部で決めていくということを理解しました。個別具体的な被害の事案にしっかりと対応できるようにお願いしたいと思っております。
次に、教育の振興、第十五条について。「国は、国民が広く人工知能関連技術に対する理解と関心を深めるよう、人工知能関連技術に関する教育及び学習の振興、広報活動の充実その他の必要な施策を講ずるものとする。」と条文にございます。
まず、今回の法案の第十五条、教育の振興は、具体的に誰に対する、どういったものを想定してみえるのか、伺います。
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76徳徳増伸二内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官
お答えいたします。
我々が日常使用しているパソコン、スマホにもAIアプリケーションが標準装備されつつあり、近い将来、全ての国民が直接的、間接的にAIを使うようになる可能性があると認識をしております。
全ての国民にAIを適正に御活用いただくためには、初等中等教育、一般国民、企業などの様々な場面で、それぞれの立場に合わせて、AIの特性やリスク等について分かりやすい広報活動や教育に対する支援などを行っていく必要があると考えております。
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- (上の発言)
77おおおたけりえ(立憲)
初等中等教育からということがありました。次に、二つ目は、子供たちの教育について伺いたいと思います。
子供たちは、日常的にネットの世界と接しております。こども家庭庁が令和六年二月に発表しました令和五年のインターネット利用環境実態調査によりますと、インターネットを利用すると回答した青少年の平均利用時間は約四時間五十七分、十歳以上の小学生は約三時間四十六分、中学生は約四時間四十二分、高校生は約六時間十四分。そして、何と、七時間以上利用すると答えた割合は、十歳以上の小学生は八・九%、中学生一七・二%、高校生三三・〇%です。また、調査結果にはありませんが、不登校の子供の中には、一日中インターネットを利用しているという子供もおります。
子供たちは、特に教えていなくても、ネット上の情報からどんどん吸収して、AIを使いこなしていってしまっております。インターネット上の情報について、大人でも、AIが作った情報かそうでないか、なかなか区別がつかないのですから、子供たちはなおさらです。親世代もAIについての知識には差があり、子供に、うそが交じっているかもしれないから気をつけてねと教えるぐらいはできても、子供たちがその都度判断するために十分なほどに教えられるかは分かりません。
ネット上の偽・誤情報に惑わされ、子供たちはもはや誰を何を信じていいのか分からなくなってしまうのではないかと危惧をいたします。また、AIを作っていくような、そういったソフトなどもネット上にあると伺っております。どんどん作っていく、そういった子もいるんじゃないかと思います。
今回、AI新法を制定するに当たり、欧州ほど強い規制は課さずに、国内のイノベーションにつなげようとされております。強い規制をかけないという選択をするのであれば、一方で、きちんとAIに対処できる能力を身につけるサポートが重要です。
また、目先の対策に加え、これからの日本の国際競争力を強化するため、二十年、三十年後を見越した教育も必要です。小学校の段階から学べるAIリテラシー向上のための科目とプログラムをつくり、小学生から高校生までが毎週一こま学べるぐらいの頻度で教育をすべきではないかと思います。
また、それぞれの進度に合わせて学習できるような、一人一台配られているタブレットに搭載できるAIリテラシーアプリを作成して、インターネットに接することの多い不登校児童生徒を含めた全ての子供たちが学べる環境を整えてはどうかと思います。
そこで、子供たちへの教育の、一般論でない具体策をきちんとその後の予算化に結びつけるために、今回のAI基本計画で位置づけてほしいと思いますが、どうお考えか、伺います。
78徳徳増伸二内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官
お答えいたします。
AIに関する教育関連の施策としてこれまで行っていることは、例えば、初等中等教育段階における生成AIの利活用に関するガイドラインの策定、生成AIパイロット校を選定をして、学校における具体的なAI利活用事例の創出などの取組を進めてきたところでありまして、初等教育段階も含めたAIの利活用等を含む情報活用能力の育成は重要であると考えています。
今般のAI法案第十五条においては、国民が広くAI関連技術に対する理解と関心を深めるよう、AI関連技術に関する教育及び学習の振興、広報活動の充実等必要な施策を講じるという旨を規定をしているところです。…
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79おおおたけりえ(立憲)
ありがとうございます。
AI基本計画に位置づけるということは、それはしていただけるということでよろしいんでしょうか。お願いします。
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80徳徳増伸二内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官
お答えいたします。
基本計画は今現在検討中でありますので、最終的にはまだ確たるものは言えないところはありますけれども、基本計画の策定においては、人材育成は極めて重要な要素でありますので、そういったものは是非検討していきたいというふうに考えております。
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