おおたけりえ (立憲民主党)

2025年4月11日・第217回国会 衆議院 内閣委員会 第13号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 77 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 245 発言)

初等中等教育からということがありました。次に、二つ目は、子供たちの教育について伺いたいと思います。

子供たちは、日常的にネットの世界と接しております。こども家庭庁が令和六年二月に発表しました令和五年のインターネット利用環境実態調査によりますと、インターネットを利用すると回答した青少年の平均利用時間は約四時間五十七分、十歳以上の小学生は約三時間四十六分、中学生は約四時間四十二分、高校生は約六時間十四分。そして、何と、七時間以上利用すると答えた割合は、十歳以上の小学生は八・九%、中学生一七・二%、高校生三三・〇%です。また、調査結果にはありませんが、不登校の子供の中には、一日中インターネットを利用しているという子供もおります。

子供たちは、特に教えていなくても、ネット上の情報からどんどん吸収して、AIを使いこなしていってしまっております。インターネット上の情報について、大人でも、AIが作った情報かそうでないか、なかなか区別がつかないのですから、子供たちはなおさらです。親世代もAIについての知識には差があり、子供に、うそが交じっているかもしれないから気をつけてねと教えるぐらいはできても、子供たちがその都度判断するために十分なほどに教えられるかは分かりません。

ネット上の偽・誤情報に惑わされ、子供たちはもはや誰を何を信じていいのか分からなくなってしまうのではないかと危惧をいたします。また、AIを作っていくような、そういったソフトなどもネット上にあると伺っております。どんどん作っていく、そういった子もいるんじゃないかと思います。

今回、AI新法を制定するに当たり、欧州ほど強い規制は課さずに、国内のイノベーションにつなげようとされております。強い規制をかけないという選択をするのであれば、一方で、きちんとAIに対処できる能力を身につけるサポートが重要です。

また、目先の対策に加え、これからの日本の国際競争力を強化するため、二十年、三十年後を見越した教育も必要です。小学校の段階から学べるAIリテラシー向上のための科目とプログラムをつくり、小学生から高校生までが毎週一こま学べるぐらいの頻度で教育をすべきではないかと思います。

また、それぞれの進度に合わせて学習できるような、一人一台配られているタブレットに搭載できるAIリテラシーアプリを作成して、インターネットに接することの多い不登校児童生徒を含めた全ての子供たちが学べる環境を整えてはどうかと思います。

そこで、子供たちへの教育の、一般論でない具体策をきちんとその後の予算化に結びつけるために、今回のAI基本計画で位置づけてほしいと思いますが、どうお考えか、伺います。

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