お答えをいたします。
今委員から御指摘がございましたように、これまでに長時間労働による労災認定が三件ございます。うち二件につきましては、二〇一三年と二〇一九年、これについては職員が亡くなっております。まさに痛恨の極みでございます。こうしたことが二度と起こらないようにということは当然のことでございますが、改めて、職員の生命あるいは健康、それから職場での安全、これが業務を行う上での大前提であるということを徹底して、そういうことを踏まえて様々取組を進めているところであります。
まず一つは、どうしても長時間労働になりがちな業務であることは否めませんので、そういうことを踏まえて、より適切な勤務管理を徹底して、全体として労働時間の抑制を図るということで、これについては毎月、役員が勤務状況についての情報を共有いたしております。そして、必要があればワーニングを発したりというようなこともやっているところでございます。
それから、何よりも実は大事なのが、一人一人の事情がそれぞれございますので、そういったものをしっかりと踏まえて、全体だけを見ていくのではなくて一人一人を見ていくという、一人一人に寄り添った取組が重要でございます。
例えば、通常の健康診断ではなかなか見つからない、例えば無呼吸症候群というのは分かりません。しかし、我々の経験として、睡眠時無呼吸症候群がございますと一定のリスクが高まるということを承知しております。こうしたものについては、こういうことがいろいろリスクになるよということを職員にもしっかりと周知いたしまして、自らそういうことについては、もし自覚があるのであればそういうことは届出をしてほしい、それを共有して、それに向き合った勤務の対応をしようというようなことを、従来から一歩踏み込んで取り組んでおります。
それから、先ほどメンタルヘルスのことを御指摘がございましたが、まさにそのとおりでございまして、今、極めて重要な課題でございます。これにつきましても様々な対応の窓口でありますとか一定のマニュアルは当然作ってございますけれども、これもそれだけでは不十分で、一人一人の事情が違いますので、そうしたことを、まさに細かなことも小さな異変もしっかりと見極めるようにということを勤務管理者には徹底しようということで、その種の研修等も行っております。単に、マニュアルがあるからマニュアルどおりでいいということであってはならないということでやっております。さらに、職員の実情をもっと含めないといけませんので、労使合同委員会等を通じて新たな取組をしていこうと思っております。
以上です。
173
黒田征樹(維新)
ありがとうございます。
今会長がお答えいただいたように、NHKが公共放送として果たす使命が重要なのはまさにおっしゃるとおりだというふうに思います。
ただ、テレビが始まった当初の文化を例えば醸成していくであるとか、テレビしかない場面で担っていた役割と、先ほども言いましたように様々なコンテンツが増えてデバイスも増えてとする社会背景の中でNHKが一体どういうふうな役割を果たしていくのか、我々はそこに踏み込んで、報道番組そして教育番組、福祉番組といった公が担うべきところと、それ以外の放送番組についてNHKが果たす役割、これをしっかりと見直していく必要があるん…
この発言のページ
174山山名啓雄日本放送協会専務理事
お答えいたします。
国際情勢が大きく揺れ動く中、日本の姿や正確な情報を世界に向けて積極的に発信していくこと、また日本に対する正しい理解を促進していくことが公共放送に課せられた極めて重要な役割であります。
今回の事案は、自ら定めましたNHK国際番組基準に抵触するなど、放送法で定められた担うべき責務を果たせなかったという、公共放送NHKの存在意義を揺るがす極めて深刻な事態だと捉えております。
NHKは、この事案を重く受け止めまして、去年九月に調査報告書を公表し、再発防止に取り組んでまいりました。
まず、ラジオ国際放送の英語を除く十六の外国語全てで、生…
この発言のページ
175
黒田征樹(維新)
今おっしゃられたように、この問題はNHKの公共放送としての信頼を失墜させるというだけではなくて、国益にも非常に影響のあるゆゆしき事態だというふうに感じておりますので、こういった対応とか対策、再発防止については着実に行っていただきたいというふうに思います。
ただ、スタッフについては、仄聞するところによると温厚な方で、そしてまた能力も高くてといったようなお話もありましたけれども、個人の暴走として捉えるんじゃなくて、やはりリスク管理の鉄則としては大きく構えて小さく収めるというところが必要かというふうに思います。そういった中で、少しの異変、そういったところも、…
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- (上の発言)
176竹竹村範之日本放送協会専務理事
お答えをいたします。
今委員から御指摘がございましたように、これまでに長時間労働による労災認定が三件ございます。うち二件につきましては、二〇一三年と二〇一九年、これについては職員が亡くなっております。まさに痛恨の極みでございます。こうしたことが二度と起こらないようにということは当然のことでございますが、改めて、職員の生命あるいは健康、それから職場での安全、これが業務を行う上での大前提であるということを徹底して、そういうことを踏まえて様々取組を進めているところであります。
まず一つは、どうしても長時間労働になりがちな業務であることは否めませんので、そういうことを踏まえて、より適切な勤務管理を徹底して、全体として労働時間の抑制を図るということで、これについては毎月、役員が勤務状況についての情報を共有いたしております。そして、必要があればワーニングを発したりというようなこともやっているところでございます。
それから、何よりも実は大事なのが、一人一人の事情がそれぞれございますので、そういったものをしっかりと踏まえて、全体だけを見ていくのではなくて一人一人を見ていくという、一人一人に寄り添った取組が重要でございます。
例えば、通常の健康診断ではなかなか見つからない、例えば無呼吸症候群というのは分かりません。しかし、我々の経験として、睡眠時無呼吸症候群がございますと一定のリスクが高まるということを承知しております。こうしたものについては、こういうことがいろいろリスクになるよということを職員にもしっかりと周知いたしまして、自らそういうことについては、もし自覚があるのであればそういうことは届出をしてほしい、それを共有して、それに向き合った勤務の対応をしようというようなことを、従来から一歩踏み込んで取り組んでおります。
それから、先ほどメンタルヘルスのことを御指摘がございましたが、まさにそのとおりでございまして、今、極めて重要な課題でございます。これにつきましても様々な対応の窓口でありますとか一定のマニュアルは当然作ってございますけれども、これもそれだけでは不十分で、一人一人の事情が違いますので、そうしたことを、まさに細かなことも小さな異変もしっかりと見極めるようにということを勤務管理者には徹底しようということで、その種の研修等も行っております。単に、マニュアルがあるからマニュアルどおりでいいということであってはならないということでやっております。さらに、職員の実情をもっと含めないといけませんので、労使合同委員会等を通じて新たな取組をしていこうと思っております。
以上です。
177
黒田征樹(維新)
非常に丁寧にお答えをいただきました。
人の命ですから、管理者としてしっかりと対策をしていくというところは徹底していただきたいというふうに思いますし、ただ、一点気になるのは、今、NHKがまさに改革の真っ最中であります。一千億円、一千三百億円という金額を削減していこうという中で、やはりそういった削減の影響というのは必ず人にも出てきます。より丁寧に今後はやっていただきたいというふうに思います。
委員長、済みません、藤巻議員にはちょっと突入するかもしらぬということを言っていますので、最後、一問だけさせていただきたいと思います。
大阪・関西万博についてであり…
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178稲稲葉延雄日本放送協会会長
四月に開幕します大阪・関西万博は、日本で二十年ぶりに開かれる国際博覧会でございます。「いのち輝く未来社会のデザイン」というのがテーマでございまして、百五十八の国と地域、国連などの国際機関が参加する、国際的にも重要なイベントだというふうに認識してございます。
NHKは、これまでも、ニュース7などの全国ニュースやあるいは関西地方向けのニュース、番組などで、パビリオンの建設など開幕に向けた準備の状況とか、あるいはチケットの販売状況など運営をめぐる課題などについても伝えてまいりました。
今後は、四月十二日に開かれます開会式の模様を生中継で伝えるほか、特集番組…
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黒田征樹(維新)
ありがとうございます。
大阪・関西万博、これを契機に地方の創生というものも目指して各地域で頑張っておられますので、まさに日本全国で一丸となって盛り上げていきたいというふうに考えておりますので、どうかよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。
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