2025年5月15日・第217回国会 衆議院 政治改革に関する特別委員会 第15号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 79 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 83 発言)

もう一点は、私は結局は政権交代による二大政党というのが幻想じゃないかと思っているんですね。結局、小選挙区比例代表制だと与党の自民党、公明党はがっちりしているんです。野党は常に分裂して、野党第一党になったら自民党の批判票が入るからそこそこ議席が取れて、逆にそこに安住しちゃって政権交代の機運が巻き起こらないのが続いているんじゃないかと私は思うんですね。

本家本元のイギリスでもリフォームパーティーというのが出て二大政党は事実上崩れているし、ドイツだってSPDとCDUがあったけれどもAfDが出てきて、とうとう二大政党が連立するまでになっていて、これだけ価値観が多様化し、なおかつポピュリスト政党や様々な極右政党が出ている中で、二つのうち一つを選べということ自体が政治の劣化を招いたんじゃないかと私は思っているんですね。

そうしたことも含めて、企業・団体献金。私は大臣の答弁にいっぱい異論はあるんですよ。ただ、政治と金の問題、けしからずと言うんじゃなくて、政治家の選ばれ方とか、日常の政治活動の仕方とか、それによって何のために政治家が働くかというのも決まってくると思うんですね。

少なくとも私が聞いた範囲で、ドイツとかイギリスで自分で金を集める政治家はいないですよ。党は集めても、個人が自分で金集めをやっているような国というのは、私は一般的に言って先進国と言えないんだと思うんですね。

政治に一定の金がかかるのは確かにそうではあろうけれども、選挙制度の話も含めて、私は、令和の政治改革というのはそこまでの大きな幅を持った、平成の政治改革で積み残したこと、やろうとしたけれども思うとおりにならなかったことを改める機会にすべきだと思うんですけれども、我々が今やるべき令和の政治改革はどのようなものであるべきかということを、大臣の御答弁をいただけないでしょうか。

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