確認したいんですけれども、JOINの出資事業の中で、民間出資がないまま事業を進めたという案件は何件あるんでしょうか。
田村智子 (日本共産党)
2025年4月18日・第217回国会 衆議院 財務金融委員会 第18号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 192 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 214 発言)
前後のやりとり
今般の改正は、御説明しておりますように、投資勘定のうち貴重な自主財源の変動をならし、安定的、機動的にリスクマネーを供給することを目的として、節度を持ち、透明性の高い形で運用することを考えており、具体的には、他の特別会計の資金と同様、資金への繰入額については、特別会計法にのっとり、毎年度の予算で議決をいただく、また、その増減や見通しについて、予算添付書類として国会に提出するという形で国会のチェックを受けることを前提としておりますので、財源留保は国会のチェック機能を弱めるということにはならないものと考えております。
これはラピダスへの巨額支援ということは、明らかな法案の目的なんですよね。これまでも財投による産業投資は本当にずさんに行われてきたということも、これまでの質疑の中で指摘されてきました。だけれども、国策だからといって巨額支援をまたやろうとしている。それでいいのかということで、私も、国交省所管の官民ファンド、海外交通・都市開発事業支援機構、JOINについて取り上げたいと思います。 JOINは、既に指摘がありましたが、二四年三月末の累積損失が九百五十五億円。うち、米国テキサス高速鉄道事業が最も損失額が多く、約四百十七億円に上ります。テキサス州のダラス―ヒュース…
お答え申し上げます。 テキサス高速鉄道事業は、巨額かつ長期間の投資が必要となる高速鉄道事業であり、事業の初期段階から様々なリスクが想定されたこと等から、民間事業の参画を促進するための環境整備を行うため、建設段階に至る前段階にJOINが先行投資したものです。 JOINの損失計上を踏まえて設置した有識者委員会の最終報告においては、官民ファンドは民業補完が原則であることから、リスクの大きいJOINによる先行投資は対象外とすべきであるとされました。これを踏まえ、JOINにおいては先行投資は対象外とする旨の措置を講じ、本年三月に開催した有識者委員会によるフォロ…
- (上の発言)
確認したいんですけれども、JOINの出資事業の中で、民間出資がないまま事業を進めたという案件は何件あるんでしょうか。
お答え申し上げます。
一件でございます。
この案件だけなんですよ。 JOINは、国内民間企業の出資がないままに、米国の民間企業テキサス・セントラル、TC社に出融資をし、事業参画しました。個別事業の検証の中で、本事業は、鉄道事業の経験が全くなく、専らファイナンスクローズ時の資金回収による利益への関心が高い米国の民間投資家が始めたと指摘しています。また、高速鉄道案件を実施する知見、能力、経験を実施主体であるTC社が欠いていたともあるんです。余りにずさんな事業参画なんですね。 昨年十二月十二日、財政制度等審議会財政投融資分科会では、JOINの存続、これも議論をされていまして、委員の一人から、海外事…
お答え申し上げます。 テキサス高速鉄道事業を含め、JOINの投資においては、支援内容の決定に当たり、国土交通省が定める支援基準に照らし、長期的収益性についても、その事業性、投資の適否、最適な支援内容を詳細に審査し、法定の海外交通・都市開発事業委員会において判断しています。 JOINの損失計上を踏まえて設置した有識者委員会においては、テキサス高速鉄道事業の検証も行われ、JOINからは、本事業の高い予見困難性を認識はしていたものの、出資を行った後、民間投資資金が集まらない等のリスクが想定以上の規模で発現したとの振り返りがありました。また、有識者委員からは…