日本共産党の田村智子です。よろしくお願いいたします。
これまでの議論を聞いておりましても、二%の物価安定目標、基調的物価上昇率は二%にまだ達していないと。これは本当に実体経済や国民の暮らしから乖離しているなというふうに言わざるを得ないと思うんですね。
二月の消費者物価指数、これまでも指摘がありましたけれども、二〇二〇年を一〇〇として、生鮮食料品を除いても一〇九・七、生鮮食料品を含むと一一〇・八と。ただ、一方で、植田総裁は、三月十九日の会見で、消費者物価が金融政策の物価安定の目標二%を超えていることが国民生活にマイナスの影響を与えていることは十分に認識しているということを述べておられます。
私が本当に聞きたいのは、こういう認識がその十九日の金融政策決定会合でどういうふうに議論されたのか、物価高騰と国民生活の実態、本当に物価高騰に対する対策が必要ではないのか、こういう議論がなかったのかどうか、お答えいただきたいと思います。
150植植田和男日本銀行総裁
現在の高いインフレ率のかなりの部分が、例えば、既往の輸入物価上昇の影響とか、あるいは食料品価格上昇といったコストプッシュの部分であるということは、おっしゃるとおりかと思います。
ただ、最近では、あるいは最近及び今後ですけれども、こういうコストプッシュの影響が徐々に減衰してきていますし、今後減衰していくというふうに考えております。そうしまして、賃金の上昇が続く下で、基調的な物価上昇率は徐々に高まっていくというふうに判断しております。
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151
高井崇志(れいわ)
十分しかないので大変残念ですけれども、いい議論をありがとうございました。また是非来ていただきたいと思います。
ありがとうございます。
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152
井林辰憲(自民)
次に、田村智子君。
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- (上の発言)
153
田村智子(共産)
日本共産党の田村智子です。よろしくお願いいたします。
これまでの議論を聞いておりましても、二%の物価安定目標、基調的物価上昇率は二%にまだ達していないと。これは本当に実体経済や国民の暮らしから乖離しているなというふうに言わざるを得ないと思うんですね。
二月の消費者物価指数、これまでも指摘がありましたけれども、二〇二〇年を一〇〇として、生鮮食料品を除いても一〇九・七、生鮮食料品を含むと一一〇・八と。ただ、一方で、植田総裁は、三月十九日の会見で、消費者物価が金融政策の物価安定の目標二%を超えていることが国民生活にマイナスの影響を与えていることは十分に認識しているということを述べておられます。
私が本当に聞きたいのは、こういう認識がその十九日の金融政策決定会合でどういうふうに議論されたのか、物価高騰と国民生活の実態、本当に物価高騰に対する対策が必要ではないのか、こういう議論がなかったのかどうか、お答えいただきたいと思います。
154植植田和男日本銀行総裁
物価上昇率が二%を大幅に上回って続いているということが国民の皆さんに大きな負担あるいはマイナスの影響を与えているということは十分認識し、申し訳ないと思っております。その上で、そうしたことも含めまして、物価動向について、毎回の決定会合においてしっかり議論しております。
蛇足になるかもしれませんが、物価上昇の背景には様々な要因があります。コロナ禍後の物価上昇については、これまでの輸入物価の上昇に加えて、最近では米の価格等が上昇していることが強く影響しております。ただ、繰り返しですが、こうしたコストプッシュ要因が今後、物価上昇率に及ぼす影響については徐々に緩…
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田村智子(共産)
生鮮食料品を含む消費者物価指数の年平均を見ると、二二年以降で、二・五%、三・二%、二四年は二・七%と、前年比で上昇を続けています。中でも食料は、二二年以降、四・五%、八・一%、四・三%と、本当に悲鳴が上がるほどの上昇になっているんですね。
これまで、基調的物価ですか、これは一時的影響というのを除いてというふうに言われているんですけれども、例えば、気候変動が一時的と言えるんだろうかと。あるいは米の価格高騰も、減反、減産政策の転換が必要であって、むしろ、備蓄米放出という方が一時的手段に今やなっているわけですね。
そうすると、私は、日銀での議論も、果たして…
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156植植田和男日本銀行総裁
為替相場の水準あるいは評価については、具体的なコメントを差し控えることとしております。
ただし、一般論としまして、為替市場では多様な参加者が売買を行っておりまして、為替レートの変動要因として、もちろん内外金利差に加えまして、購買力平価あるいは国際収支の動きなどが指摘されているということは認識しております。
私ども、為替動向についてはもちろん注視し、特に、それが我が国の経済、物価へどういう影響を与えるかということを注視しまして、政策運営に生かしてまいりたいと思っております。
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