田中健 (国民民主党)

2025年2月25日・第217回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 285 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 383 発言)

何をもって再分配機能というのか大変相続税においては難しいかと思うんですけれども、現代における相続税の特徴ですけれども、相続税課税があった被相続人のうち約六割が課税価格一億円以下であります。さらに、相続税の課税割合が高い都道府県は、東京、愛知、神奈川と、首都圏を始めとした大都市であります。つまり、地価の高い大都市で家族のために家やマンションを購入して、そして家族が亡くなってしまうと、多くの割合で相続が生まれることになります。これは全国平均が一〇でありますから、首都圏に集中しますと更に相続税割合が増えています。

そうしますと、富裕層と違って中間層の財産の多くは不動産などの非流動資産でありまして、課税される税金自体は少額であっても手持ちのキャッシュがありませんので、納税用の現金が手当てできずに、生まれ育った実家を泣く泣く処分しなければならないという声も聞いています。

相続税は、私は富裕層に負担してもらう税というイメージがありましたけれども、大臣が言われましたように、再分配機能で広く薄く取って今に至るわけですけれども、一生懸命働いてきた庶民への課税になっているのではないかといった考えもできます。

三ページの地価公示価格指数の推移と相続税の改正においても、やはり、基礎控除を下げたことによって、私は多くの、今一般の人にも相続というものが発生しているかと思っておりますが、相続税の負担の在り方や、基礎控除を下げて十年たつんですが、基礎控除の額の適正化については、大臣、どのような所見を持っていらっしゃるか、お聞きします。

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