馬淵澄夫 (立憲民主党)

2025年5月23日・第217回国会 衆議院 国土交通委員会 第17号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 49 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 219 発言)

結局、やっていないんですよね。つまり、認識がないんですよ、国土交通省としては。これは、自治体が適切に行うものと承知しているという、よくありがちな自治体任せということになります。

よく似た話が、下水道とはまた別の浄化槽なんかで、一方でこれは起きているんですよね。これは当委員会ではありませんが、環境委員会に属しますが、浄化槽も、実際に浄化槽の基本計画を作って自治体が清掃率というものを上げていくということが法定されているにもかかわらず、自治体は計画すら作っていない、あるいは清掃率が全くつかめていないような状況が、これも実は我々議連の中でも明らかになりました。これは本当に役所にありがちなんですよ。

つまり、自治体管理だからということで、国は、そこはもう自治体にお任せしている、任せているという言葉は使われないんでしょうけれども、そのように承知しているという言葉で、結局、国が責任を持って把握をしようとしていない。その状況で、果たして、あの八潮市で起きたような下水道管の破裂、あのような状況がもう二度と起きないように管理できるんでしょうか。全く私は、それこそ見つけられれば偶然みたいな話でしかないんだ、そのように思いますよ。

このような状況で、目視点検、そして五年に一回と言っているけれども、その五年に一回の、先ほど申し上げた腐食のおそれの大きい箇所についても、僅か一%とかあるいはそれ未満のものとか、そのレベルですよ。これで本当に、あのような事故を教訓として対応できるんでしょうか。現時点において、予防保全が基本だとしながらも、状態監視という形で下水管の維持修繕を行おうとすることにそもそも無理がある、そのように考えるのが普通じゃないですか。

こうした状況で、大臣、下水道管というのは、先ほど来申し上げているように地中埋設ですから、橋脚だとかあるいは地上のトンネル、こういった他のインフラと比較して、点検によって異状を発見できないリスクが大きいと考えられます。これは、大臣、どのようにお感じでしょうか。

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