田村貴昭 (日本共産党)

2025年6月18日・第217回国会 衆議院 厚生労働委員会 第26号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 169 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 175 発言)

資料二を御覧いただきたいと思います。厚生労働省がリストアップしている保険外しの候補であります。

ドラッグストアなどで買うことになればどうなるのか。保湿剤のヘパリンは十三・七倍です。たんを出しやすくするカルボシステインは何と七十三・九倍もの負担になっていきます。保険適用外しに、患者、家族、団体から、やめてほしい、反対との声がたくさん今急速に上がっています。

先天性魚鱗癬という指定難病を患っている方が、今後も保険適用をすることを政府に求めると、オンライン署名を立ち上げました。福岡大臣、聞いてください。その方が今日、福岡大臣宛てに署名を提出しました。実に八万五千九百六十七筆であったということであります。

皮膚が乾燥して硬くなるんですよね。そして、毎日二本、処方された保湿剤を体全体に塗り込む必要があります。体温調整ができません。ひどいときは全身の皮膚の中から張り裂けるような痛みに襲われるというのが魚鱗癬の症状です。一回の受診で五十グラムのヒルドイドローションを二十本から四十本処方されます。これを民間の薬局などで買うことができますか。今は一回の診療で二千円程度の負担が、保険が外されると実に六万円を超えることになるというふうに言われています。

オンライン署名に寄せられた患者さんのほかの声も紹介します。

アレルギーの薬を飲まないと息ができなくなる、痛み止めを手放すとなれば仕事を辞めざるを得ない、健康で文化的な最低限度の生活ができなくなる、保険対象外にするということは、アトピー患者は実質死の宣告を受けたのと同じようなもの、こんな不条理がまかり通ってはなりません、こういうふうに述べられています。

福岡大臣、病気と闘って懸命に生きている患者さんが、想像を超える負担増の不安に、また苦しみを与えられているわけなんですよ。これでいいわけないじゃないですか。患者、家族、こうした当事者のまず声を聞くべきではありませんか。

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