様々な声が聞かれたということで、そもそも高額療養費の引上げ自体が必要なのかどうなのかも声が上がったということなんですが、本当に、それならなおさら、この秋までにと期限を切るものではなく、もっと議論の時間が必要だと思います。ただでさえ物価高騰で生活が困窮する中、また上がるかもしれないとなると、受診の抑制に拍車をかけます。国民の健康と命を脅かすことにもなりかねないです。
実際、超党派の議連の中でも、この問題というのは当事者団体の方が指摘しておりまして、秋以降、また引上げの可能性があるなら、もう定期検査に行くのをやめようとする人たちもいたそうなんです。なぜ行かないかというと、新たな移転などがもし見つかってしまったら生活ができなくなるからと。もう検査自体、検診自体を控えようという動きがあります。こういった不安な状態というのは様々あるんですけれども、経済毒性とも言われております。
例えば、がんになると、入院費、外来費だけではなく、治療以外にもかかる様々な費用が長期にわたって続くという方も当然いらっしゃいますので、お金がなくて治療が受けられずに病症が悪化するということだけじゃなくて、何とか今治療費を工面できているが、もうそれだけで生活が手いっぱいとなって、そのことばかり考えていたら結局健康も損ねてしまうんだという、将来への不安感から、生活の質とか、あと精神的な負担の増大で、場合によっては治療の成績の悪化にもつながるということを含んでおります。政府は、この経済毒性という状態にも向き合う必要があると私は考えます。
高額療養費の引上げ、これはやはり一時凍結ではなく白紙撤回すべきだと私は訴えております。そもそも、国全体の医療費を削減するという思考回路はやめるべきで、もっと医療には公金を投入すべきだと私は引き続き訴えていくんですが、この後も訴えていきますけれども。
まず、私、こうやって質問させていただけるようになって、やはり学んだことがあって、幾ら私たちが言うことを言っても、なかなかいい答弁が得られない。一つでも前に進めていかないといけないという意味で、今日、大臣にお願いがございます。高額療養費制度の引上げについて、せめて、この秋までに方向性を決めるという方針について、いま一度立ち止まっていただいて、もっと議論を重ねる時間をいただけないでしょうか。大臣、是非お願いいたします。
133
藤丸敏(自民)
次に、八幡愛君。
この発言のページ
134八八幡愛(れいわ)
れいわ新選組の八幡愛です。
国会も終盤となってまいりましたが、今日のテーマは、これで終わりではない、大臣に忘れてもらったら困るをテーマに質問してまいります。よろしくお願いいたします。
まずは、患者団体らの反発や国会内での議論を受けて、この夏からの引上げを見送りました高額療養費制度についてです。
れいわ新選組は、凍結や見直しではなく、白紙撤回の一択しかないと申した上で、衆院に戻ってきました予算の修正に、これは賛成いたしました。高額療養費制度と社会保障を考えるという超党派の議連も立ち上がりまして、私もメンバーとなり、役職にも就かせていただいております。…
この発言のページ
135鹿鹿沼均厚生労働省保険局長
お答えいたします。
五月二十六日に開催されました専門委員会におきましては、制度の持続可能性、現役世代の保険料負担の軽減の観点から見直し自体は必要ではないかという意見や、検討に当たっては患者の方々や現役世代の方々など幅広く多くの方から御意見を伺うべきだとか、高額療養費制度のセーフティーネットの重要性、これは引き続き堅持すべき、また、患者の方々の家計に与える影響をしっかり分析すべき、そういった様々な視点からの御意見をいただいたところであります。
その上で、先生から今お話のありました患者団体の委員から、本年秋までに方針を検討し結論を得るという点について、こ…
この発言のページ
- (上の発言)
136八八幡愛(れいわ)
様々な声が聞かれたということで、そもそも高額療養費の引上げ自体が必要なのかどうなのかも声が上がったということなんですが、本当に、それならなおさら、この秋までにと期限を切るものではなく、もっと議論の時間が必要だと思います。ただでさえ物価高騰で生活が困窮する中、また上がるかもしれないとなると、受診の抑制に拍車をかけます。国民の健康と命を脅かすことにもなりかねないです。
実際、超党派の議連の中でも、この問題というのは当事者団体の方が指摘しておりまして、秋以降、また引上げの可能性があるなら、もう定期検査に行くのをやめようとする人たちもいたそうなんです。なぜ行かないかというと、新たな移転などがもし見つかってしまったら生活ができなくなるからと。もう検査自体、検診自体を控えようという動きがあります。こういった不安な状態というのは様々あるんですけれども、経済毒性とも言われております。
例えば、がんになると、入院費、外来費だけではなく、治療以外にもかかる様々な費用が長期にわたって続くという方も当然いらっしゃいますので、お金がなくて治療が受けられずに病症が悪化するということだけじゃなくて、何とか今治療費を工面できているが、もうそれだけで生活が手いっぱいとなって、そのことばかり考えていたら結局健康も損ねてしまうんだという、将来への不安感から、生活の質とか、あと精神的な負担の増大で、場合によっては治療の成績の悪化にもつながるということを含んでおります。政府は、この経済毒性という状態にも向き合う必要があると私は考えます。
高額療養費の引上げ、これはやはり一時凍結ではなく白紙撤回すべきだと私は訴えております。そもそも、国全体の医療費を削減するという思考回路はやめるべきで、もっと医療には公金を投入すべきだと私は引き続き訴えていくんですが、この後も訴えていきますけれども。
まず、私、こうやって質問させていただけるようになって、やはり学んだことがあって、幾ら私たちが言うことを言っても、なかなかいい答弁が得られない。一つでも前に進めていかないといけないという意味で、今日、大臣にお願いがございます。高額療養費制度の引上げについて、せめて、この秋までに方向性を決めるという方針について、いま一度立ち止まっていただいて、もっと議論を重ねる時間をいただけないでしょうか。大臣、是非お願いいたします。
137
福岡資麿(自民)厚生労働大臣
五月二十六日のやり取りについては、先ほど局長が申し上げました。
その上で、この委員会でも何度も申し上げてきましたが、高額療養費が今医療費全体の倍のスピードで増加している中で、保険料負担を抑制するとともに、制度を持続可能なものとする観点からも、議論を進め、結論を得ていくことが必要だと考えています。
今後、この専門委員会において、当事者の方を始めとした関係者の皆様の御意見を丁寧に伺いながら、患者の方々の経済的な負担が過度なものとならないよう配慮しながら、増大する高額療養費をどのように分かち合うかという観点から検討を進めてまいりたいと思います。
この発言のページ
138八八幡愛(れいわ)
全然答えていただいていないんですが。時間をいただけるという、この大臣の一言があるのとないのとで、やはり絶望とか希望とかというのは変わってくるんですよ。
私、言っているのは、とにかく、この秋までにという部分、これは厚労省の方にもお願いもしたし、レクに来てくださった方にも聞いたんですけれども、なぜか、その一言にめちゃくちゃこだわるんです。何でか、この秋、この秋と言うんですけれども、そこに何があるんですかね。
是非、大臣、もう一言お願いします。この秋となぜこだわるのか、もしその理由が今あるんだったら教えていただきたいですし、そうやって何度も議論を重ねないと…
この発言のページ
139
福岡資麿(自民)厚生労働大臣
先ほど、私、きちっと答えたつもりだったんですが、今、高額療養費が医療費全体の倍のスピードで増加している中で、保険料負担を抑制するとともに、制度を持続可能なものとする観点からも、そういった観点で結論をこの秋までに向けて得ていただくよう、今、鋭意、検討会を立ち上げていただいて議論を始めていただいているということでございますから、そこの中で丁寧に、いろいろな方々の御意見を出し合っていただいて、結論を得てまいりたいというふうに考えております。
この発言のページ