八幡愛 (れいわ新選組)

2025年6月4日・第217回国会 衆議院 厚生労働委員会 第24号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 136 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 181 発言)

様々な声が聞かれたということで、そもそも高額療養費の引上げ自体が必要なのかどうなのかも声が上がったということなんですが、本当に、それならなおさら、この秋までにと期限を切るものではなく、もっと議論の時間が必要だと思います。ただでさえ物価高騰で生活が困窮する中、また上がるかもしれないとなると、受診の抑制に拍車をかけます。国民の健康と命を脅かすことにもなりかねないです。

実際、超党派の議連の中でも、この問題というのは当事者団体の方が指摘しておりまして、秋以降、また引上げの可能性があるなら、もう定期検査に行くのをやめようとする人たちもいたそうなんです。なぜ行かないかというと、新たな移転などがもし見つかってしまったら生活ができなくなるからと。もう検査自体、検診自体を控えようという動きがあります。こういった不安な状態というのは様々あるんですけれども、経済毒性とも言われております。

例えば、がんになると、入院費、外来費だけではなく、治療以外にもかかる様々な費用が長期にわたって続くという方も当然いらっしゃいますので、お金がなくて治療が受けられずに病症が悪化するということだけじゃなくて、何とか今治療費を工面できているが、もうそれだけで生活が手いっぱいとなって、そのことばかり考えていたら結局健康も損ねてしまうんだという、将来への不安感から、生活の質とか、あと精神的な負担の増大で、場合によっては治療の成績の悪化にもつながるということを含んでおります。政府は、この経済毒性という状態にも向き合う必要があると私は考えます。

高額療養費の引上げ、これはやはり一時凍結ではなく白紙撤回すべきだと私は訴えております。そもそも、国全体の医療費を削減するという思考回路はやめるべきで、もっと医療には公金を投入すべきだと私は引き続き訴えていくんですが、この後も訴えていきますけれども。

まず、私、こうやって質問させていただけるようになって、やはり学んだことがあって、幾ら私たちが言うことを言っても、なかなかいい答弁が得られない。一つでも前に進めていかないといけないという意味で、今日、大臣にお願いがございます。高額療養費制度の引上げについて、せめて、この秋までに方向性を決めるという方針について、いま一度立ち止まっていただいて、もっと議論を重ねる時間をいただけないでしょうか。大臣、是非お願いいたします。

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