間隆一郎厚生労働省年金局長

2025年5月21日・第217回国会 衆議院 厚生労働委員会 第19号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 222 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 360 発言)

お答えいたします。

公的年金制度は、釈迦に説法でございますが、社会保険として保険料の納付に応じた給付を行う制度でございますので、何か年金の場合には、御指摘の納付インセンティブみたいなものをやるということは、つまるところは、やはり基本的には給付を充実させるということなのとほぼ同義なんだろうというふうに思っております。

ただ、委員御指摘のように、先ほど政府への信頼感というお話もございました。国民の皆様の納得感といいましょうか、そういうものを高めていくということは非常に重要だというふうに思っております。

払い損なのではないかみたいなお話もありますが、例えば、標準報酬の、百六万、適用ラインぎりぎりの方が保険料を払っていただいた場合に、その保険料とそれによって将来得られる基礎年金プラス報酬比例のものでいくと、数年でいわばペイをするような、そういうような水準で所得再分配機能は利いてございます。

また、所得の高い層、標準報酬月額の高いような方についても、厚生年金だけで見ましてもおおむね十八年程度でペイをする、こういう仕掛けでございますので、六十五歳からの平均余命、男性十九年、それから女性二十四年ということを考えますと、厚年の保険料とのあれは十分見合っているというふうには考えています。

ただ、そういうことも含めまして、もっと簡単に、特に若い世代にお伝えしていくということも重要だと思っておりまして、私どもで公的年金シミュレーターなるものを、スマホなどで個人情報を記録しないで使えるものも御用意しています。学生さんとかパートの方とか、そういう方にも使っていただいて、そして、ああ、そういうようなものになるのだという、将来を少し見通ししやすくなるような、そんな工夫もしているところでございます。

引き続き、特に若い層については、それに加えまして、障害年金のお話をいたしますと、ああ、そうなんや、何か年を取ってからだけの話じゃないんやということをよくおっしゃっていただきますので、そういったことも含めて、これからも周知広報にしっかり努めていきたいというふうに思います。

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