まず、どこまでの権限を持てるのかというのが私はちょっと把握し切れていないところがありますので、ちょっと逸脱してしまうところもあるかもしれませんけれども、こういった重要な場面においては、情報空間において様々な偽・誤情報が拡散するであろうということが事前に予期できているということを考えますと、そういった状況になるということをまず国民が知っておく、プレバンキングというのは、一つ重要なことになるのではないかと考えておりますので、そういったことを国民に事前に知らせておくというのが一つあるのではないかと思います。
その際に、偽・誤情報がなぜ広まってしまうのか、単に広がりますから気をつけてくださいねと言うだけではなかなか対応策は取りづらいですから、なぜ広がるのか、あるいは、どういった場面でそういったものに接触してしまいがちなのか、あるいは、基本的な、現在の情報空間の、例えばアテンションエコノミーであるとかフィルターバブルであるとか、そういった用語、認知率は今二〇%ですけれども、そういったものをきちんと御理解いただくということによって、自ら気をつけて情報を見るようになっていただくというための情報発信を行うというのが、まず一点あるのではないかと思います。
また、もう一点、先ほど既存メディアの信頼性というお話がございましたけれども、やはり、広報協議会が信頼を得るということは非常に重要ではないかと考えております。
恐らく、広報協議会の方で何らかの情報を発信した際に、必ず、広報協議会が虚偽の情報を流しているというふうに言い出す方たちが発生すると考えられます。そういった場合に、どちらを信じるのかという信頼度の勝負になると考えられますけれども、その際に、必ず、広報協議会が出している情報が正しいと皆さんが感じてくれるような状況というのをきちんとつくり出しておく、そういったことが非常に重要になってくるのではないかと考えております。
37平平和博桜美林大学リベラルアーツ学群教授
やはり、憲法改正案あるいは国民投票の仕組みについての分かりやすい、正確で十分な量の情報発信、これが重要になってくるだろうと思います。その発信先には、先ほど来お話の出ているマスメディアもそうですけれども、特に、大学で教えておりますと、学生たちはなかなかテレビも紙の新聞も目にしません、そういった意味では、ソーシャルメディアなどのネットへの発信も含めた十分な情報発信ということが重要になってくるかと思います。
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枝野幸男(立憲)
次に、浅野哲さん。
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浅野哲(国民)
国民民主党の浅野哲でございます。
本日は、お二人の参考人には、大変お忙しいところ、とても分かりやすい資料にまとめていただきまして、御説明もありがとうございました。
私からは、今、和田委員の方から広報協議会の役割についての御質問がありましたけれども、少しそれを深掘りする形で、質問をお二人に二問ずつさせていただきたいと思います。
まず、鳥海参考人への質問です。
鳥海先生の御説明では、誤った情報が正しい情報よりも早く広く広がってしまうこと、そして、その情報が間違っていたと気づいても、なかなか信じ直せないという心理的な側面があるということを具体的にお話を…
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- (上の発言)
40鳥鳥海不二夫東京大学大学院工学系研究科教授
まず、どこまでの権限を持てるのかというのが私はちょっと把握し切れていないところがありますので、ちょっと逸脱してしまうところもあるかもしれませんけれども、こういった重要な場面においては、情報空間において様々な偽・誤情報が拡散するであろうということが事前に予期できているということを考えますと、そういった状況になるということをまず国民が知っておく、プレバンキングというのは、一つ重要なことになるのではないかと考えておりますので、そういったことを国民に事前に知らせておくというのが一つあるのではないかと思います。
その際に、偽・誤情報がなぜ広まってしまうのか、単に広がりますから気をつけてくださいねと言うだけではなかなか対応策は取りづらいですから、なぜ広がるのか、あるいは、どういった場面でそういったものに接触してしまいがちなのか、あるいは、基本的な、現在の情報空間の、例えばアテンションエコノミーであるとかフィルターバブルであるとか、そういった用語、認知率は今二〇%ですけれども、そういったものをきちんと御理解いただくということによって、自ら気をつけて情報を見るようになっていただくというための情報発信を行うというのが、まず一点あるのではないかと思います。
また、もう一点、先ほど既存メディアの信頼性というお話がございましたけれども、やはり、広報協議会が信頼を得るということは非常に重要ではないかと考えております。
恐らく、広報協議会の方で何らかの情報を発信した際に、必ず、広報協議会が虚偽の情報を流しているというふうに言い出す方たちが発生すると考えられます。そういった場合に、どちらを信じるのかという信頼度の勝負になると考えられますけれども、その際に、必ず、広報協議会が出している情報が正しいと皆さんが感じてくれるような状況というのをきちんとつくり出しておく、そういったことが非常に重要になってくるのではないかと考えております。
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浅野哲(国民)
ありがとうございました。
プレバンキング、そして、その具体策としての、なぜ広がるのかというような部分についての基本的な情報の発信、また、それを信じてもらうためにも、広報協議会の信頼獲得の対策が大事だということで理解をいたしました。
二問目なんですけれども、その上で、予防的情報発信や信頼確保というものに加えて、やはり、偽情報や誤った情報が拡散しやすい土壌が今のネット社会全体には存在しているようにも感じておりまして、それをどうやって改善をしていくかという視点でも少し質問したいと思います。
拡散の連鎖を断ち切るためには、ある種の指針のようなものが必要では…
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42鳥鳥海不二夫東京大学大学院工学系研究科教授
まず、一つ確認しておきたいのが、先ほど平先生もおっしゃったとおり、こういった問題に対しての特効薬というのがまず存在し得ないというところでございます。ですので、その意味では、なかなか、これさえやれば大丈夫というところは難しいというのがまず一点ございます。
さらに、それを助長している点として、現在の情報空間というのが日々変化しているという点がございます。例えば、AIの発展というのは、偽・誤情報を作成することに使われたり、ディープフェイクを作ることに使われたりと、それ自体もいろいろな悪影響を与えておりますが、逆に、AIを使うことによって偽・誤情報を早期に発見…
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浅野哲(国民)
ありがとうございました。
続いて、平参考人にもお伺いしたいと思います。
まず、平先生の資料では、偽情報や誤情報、違法情報、有害情報、様々な情報の分類があり、段階的な対応が必要だというふうにお話をされていました。私も、全ての情報を一律に対応するというのは余り現実的ではなく、リスクの高さや拡散の影響度に応じて、できることから取り組むことが大事だと感じます。
そのために、広報協議会というのはどのような役割を果たせるのか。先ほど、ラウンドテーブルですとか、あるいは、事前に集まった事例を整理して啓発に生かすといったような、いわゆるプレバンキングについても言及…
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