TSMCは、四九%以上政府は投資できないルールがあるんですよ。常にマイノリティー株主に政府はステイするということで、あくまで民間企業が中心なんですね。
ただ、これは現物出資を行った瞬間に、ひょっとしたら九割ぐらいが日本の政府の会社になりますよ。違いますか。だから、そこの試算をしていただきたいと私は申し上げているんですよ。変動幅はあると思いますよ。だけれども、一千億入れる必要があるんですか。現物出資した瞬間に、もう五割以上の持ち株になりますよ、今のままだったら。だから、どれだけ民間のリスクマネーが入ってくるんですかということを聞いているんです。
そして、現物出資した瞬間に大変なダイリューションが起きるじゃないですか。つまり、希薄化が起きるじゃないですか。ですよね。そのときに、日本の政府のほとんど国有会社みたいなふうになってしまったらまずくないですか。だから、これをずっと前からお願いしているんです。見通しを、幅でいいから出してほしい。
私は、これは基本的にはやらなきゃいけないという思いがあるものの、TSMCがJASMに関して行ったスキームとも随分違うと。
今は言えませんという話があるので、ちゃんと民間の出資が来るんだろうと信じていますが、そこは一〇〇%保証がないので、私は、一千億を出すタイミングと、それから三か月に一回のチェックをしっかりとさせていただいて、どこの会社がエクイティーを突っ込んだかということを確認させていただきたいということを最後に申し上げたいと思いますが、大臣、分かりましたとおっしゃっていただきたいと思います。
31野野原諭経済産業省商務情報政策局長
ラピダスが国の委託研究開発で行っている中で、千歳の建屋でありますとか半導体の製造装置などを整備、導入していますけれども、これの所有権は今、NEDO、国が持っているわけでございまして、これを将来的に量産開始するまでにラピダスにどう引き渡すかというのがありますので……(田嶋委員「IPAでしょう」と呼ぶ)そのIPAがそういう意味では現物出資をできる規定がございますので、現物出資をすることで、将来的に、政府の保有株式に換えて、政府としては投資回収をしていくということを念頭には置いております。
ただ、その額については、実際、建物とか設備の資産価値がどれぐらいかと…
この発言のページ
32
田嶋要(立憲)
例えば、最初に個人が十四人出資しましたね。その後、七十三億円ですけれども、民間企業八社が出資。これは同じ株価で出資しているわけじゃないでしょう。どうですか。
この発言のページ
33野野原諭経済産業省商務情報政策局長
株の構成につきましては、最初に出資した方、それから七十三億円出されている方、それで、この次のステージで、今、民間から一千億円、政府についても、IPAの予算、一千億円計上していますけれども、この後、二〇三〇年頃の、IPOをするまでの間にまだ資金調達は続いていきますので、ステージごとに株も出され、出資をされる方がいて、その株はどういう構成になるかということになってまいりまして、最終的に、IPOをして、巨額の資金をマーケットで調達して、再投資をできる状態をつくっていかなければいけないわけでございまして、将来的に投資資金を内外から引けるような構成でそれぞれのステ…
この発言のページ
- (上の発言)
34
田嶋要(立憲)
TSMCは、四九%以上政府は投資できないルールがあるんですよ。常にマイノリティー株主に政府はステイするということで、あくまで民間企業が中心なんですね。
ただ、これは現物出資を行った瞬間に、ひょっとしたら九割ぐらいが日本の政府の会社になりますよ。違いますか。だから、そこの試算をしていただきたいと私は申し上げているんですよ。変動幅はあると思いますよ。だけれども、一千億入れる必要があるんですか。現物出資した瞬間に、もう五割以上の持ち株になりますよ、今のままだったら。だから、どれだけ民間のリスクマネーが入ってくるんですかということを聞いているんです。
そして、現物出資した瞬間に大変なダイリューションが起きるじゃないですか。つまり、希薄化が起きるじゃないですか。ですよね。そのときに、日本の政府のほとんど国有会社みたいなふうになってしまったらまずくないですか。だから、これをずっと前からお願いしているんです。見通しを、幅でいいから出してほしい。
私は、これは基本的にはやらなきゃいけないという思いがあるものの、TSMCがJASMに関して行ったスキームとも随分違うと。
今は言えませんという話があるので、ちゃんと民間の出資が来るんだろうと信じていますが、そこは一〇〇%保証がないので、私は、一千億を出すタイミングと、それから三か月に一回のチェックをしっかりとさせていただいて、どこの会社がエクイティーを突っ込んだかということを確認させていただきたいということを最後に申し上げたいと思いますが、大臣、分かりましたとおっしゃっていただきたいと思います。
35
武藤容治(自民)経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)
預からせていただきます。
この発言のページ
36
田嶋要(立憲)
以上です。ありがとうございました。
この発言のページ
37
宮崎政久(自民)
次に、池田真紀君。
この発言のページ