御質問いただき、ありがとうございます。
誰が見ても無駄というのは、公共工事における設計、コンサルタントの失敗です。
安全性を重視しますから、土木にしても何にしても、きちんとマニュアルがあるんですね。そこで安全性、最低守ってほしい基準というのが明記されているにもかかわらず、それを守らない設計が何と多いことかということです。それで、設計を誤ったままそれを造りますと、手直し費という、これは完璧に無駄なコストがかかります。これは非常に分かりやすい話だと思います。
ですが、難しい話もございます。
ここは会計検査院の、昔、会計検査院ですけれども、工事検査院というふうにやゆされたこともあるぐらい、工事検査については非常にしっかりとした検査を特に行っております。
そこで指摘した案件で、緊急輸送道路の橋脚の工事の問題がありました。要するに、橋脚が上下線で別々に造られているところは、普通の造るときの工事であれば、片方、全面開通させて、あとはちょっとというやり方をしていたにもかかわらず、今度それを、予防の工事のときは、上下線共に工事をするという方法を採用しています。
そうすると、道路というのはネットワークで、どこが緊急輸送道路になる、緊急輸送道路だけれどもここについては迂回路がある、迂回路があるときも後回しできるんです。なぜならば、執行率が六割も行っていないぐらい、たしか、ちょっと細かな数字を覚えていませんけれども、そうすると、緊急にやはり予防保全していかなきゃいけないわけで、補修していかなきゃいけないわけで、そのときに優先順位を考えて、残念ながらいなかったんですね。でも、そのことを指摘しましたら、二年にわたって、優先順位をつけますということを言っていただきました。
これは、短期的に考えると、上下線で一緒に工事した方が経済的には安いんじゃないかと思うんですけれども、そうではないでしょうと。やはり、安全性があってこその経済性です。もしその地域で地震があったらどうなりますかというと、これは長期的に見ると、何かあって橋が通れないというときに、食事も取れない方々が出たりとか、いろいろ被害がありますから、トータルのコストでいくと経済性は物すごくかかるわけです。
ですから、安全性のためには短期的に経済性を考えてはいけないというようなことを、授業だと学生が理解するのにちょっと時間がかかるんですが、本院は皆さん理解していただいております。
118
吉田宣弘(公明)
予定した質問が終わりましたので、終わります。
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119
浜田靖一(自民)
次に、山川仁君。
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120
山川仁(れいわ)
れいわ新選組の山川仁です。
早速質問をさせていただきたいと思います。
会計検査院のホームページの中には、予算が適切かつ有効に執行されたかどうかをチェックすること、また、その結果が次の予算の編成や執行に反映されたことが国の行財政活動を健全に維持していく上で極めて重要ですというふうに記載されています。
その中で、一般的には、監査というもの、会計検査院というところは、無駄な出費に対してメスを入れていくというようなイメージがありますが、そこでお伺いしたいんですが、挽氏の考える無駄についての考え方、そのようなことをちょっとお聞かせいただけますか。
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- (上の発言)
121挽挽文子検査官候補者(検査官)
御質問いただき、ありがとうございます。
誰が見ても無駄というのは、公共工事における設計、コンサルタントの失敗です。
安全性を重視しますから、土木にしても何にしても、きちんとマニュアルがあるんですね。そこで安全性、最低守ってほしい基準というのが明記されているにもかかわらず、それを守らない設計が何と多いことかということです。それで、設計を誤ったままそれを造りますと、手直し費という、これは完璧に無駄なコストがかかります。これは非常に分かりやすい話だと思います。
ですが、難しい話もございます。
ここは会計検査院の、昔、会計検査院ですけれども、工事検査院というふうにやゆされたこともあるぐらい、工事検査については非常にしっかりとした検査を特に行っております。
そこで指摘した案件で、緊急輸送道路の橋脚の工事の問題がありました。要するに、橋脚が上下線で別々に造られているところは、普通の造るときの工事であれば、片方、全面開通させて、あとはちょっとというやり方をしていたにもかかわらず、今度それを、予防の工事のときは、上下線共に工事をするという方法を採用しています。
そうすると、道路というのはネットワークで、どこが緊急輸送道路になる、緊急輸送道路だけれどもここについては迂回路がある、迂回路があるときも後回しできるんです。なぜならば、執行率が六割も行っていないぐらい、たしか、ちょっと細かな数字を覚えていませんけれども、そうすると、緊急にやはり予防保全していかなきゃいけないわけで、補修していかなきゃいけないわけで、そのときに優先順位を考えて、残念ながらいなかったんですね。でも、そのことを指摘しましたら、二年にわたって、優先順位をつけますということを言っていただきました。
これは、短期的に考えると、上下線で一緒に工事した方が経済的には安いんじゃないかと思うんですけれども、そうではないでしょうと。やはり、安全性があってこその経済性です。もしその地域で地震があったらどうなりますかというと、これは長期的に見ると、何かあって橋が通れないというときに、食事も取れない方々が出たりとか、いろいろ被害がありますから、トータルのコストでいくと経済性は物すごくかかるわけです。
ですから、安全性のためには短期的に経済性を考えてはいけないというようなことを、授業だと学生が理解するのにちょっと時間がかかるんですが、本院は皆さん理解していただいております。
122
山川仁(れいわ)
ありがとうございます。
先ほど申し上げた、挽検査官がお考えしているような無駄というのもたくさん、多くあったというふうに認識しておりますが、その中で、無駄とは逆に、事業に対して、最初からもっと予算執行額を増やした方がよかったのではないかという考え方があってもいいと思うんです、逆に。
そこでお伺いしますが、今申し上げたような予算執行額をもっと増やした方がよかったと思われる検査事案が、挽氏が就任されてこの約二年あたりの中であったかどうか、少しお聞かせいただけますか。
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123挽挽文子検査官候補者(検査官)
その着眼点を私、持ち合わせておりませんでしたけれども、先ほど申し上げたフランスの社会保障費に関する指摘というのは、お金を使うなということではなくて、少子化対策に当たってどれが一番有効なのか、あるいは、有効であるというふうに思われない場合に、違う案がないか、代替案の作り込みというのは非常に重要だと考えます。
本院の場合には、人数的にもまだまだやらなければいけないところがありますので、もっと上の次元に行くまでには、ちょっと私は、再任いただいたとしても四年です。
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124
山川仁(れいわ)
ありがとうございます。
なぜこの質問をしたかというと、私たちれいわ新選組は積極財政を訴えている党でございます。その中でも、無駄遣いではなくて足りないところにはどんどん出していく、支出をしていくべきだと思っておるので、先ほどその考えを少し聞いたんですが、挽氏に対して、積極財政に対するお考えというのはどのような見識をお持ちなのか、聞かせていただけますか。
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