国民の皆様に伝えたいことでございますが、国の予算執行の適正を期するためには、納税者である国民の皆様お一人お一人に税金の使い方について関心を持っていただくことが必要であるというふうに考えております。そして、そのためには、会計検査院がどういった活動をし、どのような検査結果を報告しているのかという点を、まずは国民の代表である国会に御報告した上で、国民お一人お一人に関心を持っていただく、理解していただくという活動をしていければというふうに考えております。
そのために私が果たすべき役割でございますが、メディアの環境が今激しく変化しております。その中で、なかなかどのメディアも急速な環境の変化に適応するのに苦労しているところかと思いますけれども、基本となるのは、やはり正確な情報と、それから信頼できる分析だと思います。なかなかそれが届きにくいという、今、皆さんのアテンションが短くなっていることもありまして、丁寧に説明しなくてはならない、ただ、そうすると見てもらえないというジレンマがございます。そこをどう乗り越えるかというのは本当に永遠の、永遠といいますか、今最大の課題で、私自身も一つの正解を持っているわけではございませんけれども。
重要なことは、国民にそういう、例えば長期的な影響といった説明が難しいことも、本当は知る権利があると思うんですね。そこを丁寧に情報開示をして説明をしていく責任というのが私たちにもあると思いますので、そこは、何というか、メディア環境の変化についていくのがやっとの部分もありますけれども、それだけではなくて、やはり、しなくてはならないことというのをきちんと果たしていく、そのやり方は工夫が必要だと思いますので、これから探ってまいりたいというふうに考えております。
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中司宏(維新)
日本維新の会の中司宏です。
質問の機会をいただき、ありがとうございます。本日、田中淳子参考人に御出席いただきました。そしてまた、ただいま所信を述べていただきました。私から何点か質問させていただきます。
所信で述べられましたとおり、会計検査院、重要な使命を課されているということ、そしてまた、三人の検査官、極めて重い重責を担っておられる、そういうわけでございます。田中参考人はジャーナリスト出身として初めての検査官候補だとお聞きしますが、先ほどは、国民の関心の所在に、ニーズに耳を傾ける、そしてまた国民の目線に立って国民に伝えていく、そういう思いを述べられた…
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24田田中淳子検査官候補者(上智大学非常勤講師)
御質問ありがとうございます。
会計検査院は、憲法第九十条に基づいて設置された国の財政監督機関で、内閣から独立した立場で、予算の執行結果等の厳格な評価、検証、そして国会への御報告、さらに、国民の皆様に対する説明責任を果たすという財政民主主義にとって重要な役割を担っていると理解しております。その検査官会議の一員である検査官というのは非常に重要な、重い職責であるというふうにひしひしと感じているところでございます。
また、内閣から独立した立場で国の行財政のチェック機能を果たすという会計検査院の使命には、メディアの役割とも相通じる部分があると感じております。
…
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中司宏(維新)
これまでも、情報発信とか広報活動の強化が必要だという意見はたくさんあったわけでございます。田中参考人、NHKの在職中、記者として活躍をされた、また管理職としての経験もおありということで、現場とマネジメントをどちらもよく理解をされていると思います。今後、会計検査官として、国民の皆さんに分かりやすく情報発信をする、また、会計検査について広く国民の皆さんに知っていただくことで各省庁への理解を深めていただく、そういう役割が期待されていると思います。
そこで、どこに課題があって、国民に対して伝えたいことは何なのか、どのような手法で国民に分かりやすく伝えていかれる…
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- (上の発言)
26田田中淳子検査官候補者(上智大学非常勤講師)
国民の皆様に伝えたいことでございますが、国の予算執行の適正を期するためには、納税者である国民の皆様お一人お一人に税金の使い方について関心を持っていただくことが必要であるというふうに考えております。そして、そのためには、会計検査院がどういった活動をし、どのような検査結果を報告しているのかという点を、まずは国民の代表である国会に御報告した上で、国民お一人お一人に関心を持っていただく、理解していただくという活動をしていければというふうに考えております。
そのために私が果たすべき役割でございますが、メディアの環境が今激しく変化しております。その中で、なかなかどのメディアも急速な環境の変化に適応するのに苦労しているところかと思いますけれども、基本となるのは、やはり正確な情報と、それから信頼できる分析だと思います。なかなかそれが届きにくいという、今、皆さんのアテンションが短くなっていることもありまして、丁寧に説明しなくてはならない、ただ、そうすると見てもらえないというジレンマがございます。そこをどう乗り越えるかというのは本当に永遠の、永遠といいますか、今最大の課題で、私自身も一つの正解を持っているわけではございませんけれども。
重要なことは、国民にそういう、例えば長期的な影響といった説明が難しいことも、本当は知る権利があると思うんですね。そこを丁寧に情報開示をして説明をしていく責任というのが私たちにもあると思いますので、そこは、何というか、メディア環境の変化についていくのがやっとの部分もありますけれども、それだけではなくて、やはり、しなくてはならないことというのをきちんと果たしていく、そのやり方は工夫が必要だと思いますので、これから探ってまいりたいというふうに考えております。
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中司宏(維新)
二〇二三年度の決算検査報告では、コロナの対策に関わる事業で大規模な不適切な受給が見つかる、そういうことがありました。合わせて六百四十八億円余りが不適切に使われていたのではないかと指摘をされているわけでございます。また、コロナ禍を契機として予算の予備費の額が急激に増えたということ、また同時に基金の事業も増加をした、そんな状況があります。
そこでお聞きしますが、毎年多くの税の無駄遣いが指摘されているものの、指摘を受けてもなかなかしっかりと反映されない。そのようなことで、同じような指摘が繰り返されるということがあると思います。まず一点目として、無駄遣いや不正…
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28田田中淳子検査官候補者(上智大学非常勤講師)
二点、お尋ねいただきました。
まず、無駄遣い、不正の根絶に何が必要かという点でございます。
ちなみに、この無駄遣いというのは、なかなか、どこをラインに無駄遣いと呼ぶのかというのが難しいということで、会計検査院では、無駄遣いという言葉自体は表現として使っていないそうです。報告書にも書かれていませんし、対外的な説明にも使っていないというふうに伺いました。
その上で、委員が御指摘の点、よく分かりますので、お答えさせていただきます。
まずは、会計検査院が報告した不適切な事態について、指摘を受けた当局が再発防止を着実に図るとともに、内部統制の体制整備、そし…
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中司宏(維新)
真摯にお答えいただきまして、ありがとうございます。
田中さんならではの活躍を期待して、質問を終わります。ありがとうございました。
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