角倉一郎環境省環境再生・資源循環局次長

2025年6月3日・第217回国会 衆議院 環境委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 230 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 251 発言)

お答え申し上げます。

ヤードにおける雑品スクラップの不適正な保管等に起因する生活環境保全上の支障事例に対応するため、平成二十九年の廃棄物処理法の改正により、廃棄物に該当しない家電等の保管又は処分を業として行う場合の届出制度が創設され、規制強化が図られたところでございます。現在問題になっておりますのは、この規制の網の外でございまして、この規制の網の外のヤードが近年問題になっている、このように認識しております。

ただいま御指摘いただきましたとおり、昨年環境省が自治体に対して行った実態調査の結果、この平成二十九年の廃掃法の改正で規制対象となったものの外、この制度の対象外である金属スクラップ等を保管、処理するヤードにおいて、騒音や悪臭、公共用水域や土壌の汚染、火災といった生活環境保全上の支障が発生している事実が明確となっており、これにつきましてはしっかりとした対策が必要だと認識しております。

具体的には、本制度の対象外である金属スクラップ等を保管しているヤードは全国で三千二百六十確認されており、このうち、百六十五のヤードにおいて直近一年間で二百十一件の生活環境保全上の支障が生じているということにつきましては、ただいま御指摘いただきましたとおりでございます。

こうした状況を踏まえまして、現在、中央環境審議会の下に設置された小委員会において、ヤードの環境対策について制度的措置の本格的な検討を進めているところであり、制度的対応の強化を環境省として図ってまいりたい、このように考えております。

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