村山武彦東京科学大学環境・社会理工学院教授

2025年5月13日・第217回国会 衆議院 環境委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 119 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 126 発言)

御指摘のとおり、景観が非常に大事な環境影響項目の一つだと考えています。

ただし、景観については、従来やっているものはコンピューターグラフィックとかそういった形で、もし事業が行われた場合どういうふうに景観が変わるかということは示していますが、それをどういうふうに評価するか、なかなか一律に決めるのは難しいということはありますので、そういう意味では、景観要件という形で明確に示すというのはなかなか難しいと思うんです。

ただ、私の経験では、今進めているゾーニングの中で、九州の北にゾーニングの区域を設定しようということがありました。現在、あそこは沖ノ島の世界遺産ということで、その関係も検討しようということが出てきていて、どの程度の角度でそういったものが見えるかどうかということも考慮しながらゾーニングのエリアを決めていこうということは、過去の経験としてはありました。ですので、ケース・バイ・ケースの中では景観の議論をしっかりやっていると思いますが、一律の形で要件を決めるというのはなかなか難しいのかなというふうに思います。

あと、世界遺産の関係では、遺産影響評価ということで、こちらもきちんと影響評価をしているということが、これは世界的に今進んでいますので、日本でもそういった取組を進めるべきだろうというふうに考えています。

以上です。

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